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交流戦最初の二週目は3勝3敗の成績となりました。パ・リーグ2位4位との対決でしたが、どちらも交流戦の調子がよいチーム、よく五分で乗り切ってもらえたと思います。
敗退試合も紙一重の展開が多く、最終的なスコアは差がついたものの投手陣に関してはがっぷり四つの戦いができていたのではないかと思います。
能見さんは指にアクシデントがあり、交代どころの見極めができなかったものの安定した投球、このまま下柳ルートに乗ってほしいと思います(本人は不満でしょうが)。懸念の岩貞も7回3失点は及第点でしょう。柳田への入り方を間違えなければ、もう少し失点を少なくできたかもしれません。小野君は懸念していたとおり投げて見なければわからない状態で、今回はストレートがすっぽ抜けてしまう悪いときの小野君でしたね。課題が明確に見えているだけに、二軍で調整し直したほうがよいようにも思えますが、通用する球を投げている段階では金本監督的にはまだチャンスを与えるのかもしれません。次回登板予定は楽天戦、相手は岸なので非常に厳しいですが。
ということで、投手陣に関しては残るところ藤浪が復調してくれればある程度今後のシーズンへの目処が立ってきた形になります。榎田はよい投球していたのですが、もう中継ぎ調整なのですかね・・?腰を骨折との噂の望月も気になります。。。
先発:(右)メッセ・藤浪・秋山、(左)能見・岩貞
先発控:(右)青柳・小野、(左)島本・横山・(榎田)
先発育:(右)福永・竹安・才木・浜地・望月
中継ぎ:(右)ドリス・マテオ・桑原、(左)高橋・岩崎
中継ぎ控:(右)藤川・松田・伊藤和・安藤・柳瀬・メンデス、(左)榎田・山本・高宮
中継ぎ育:(右)歳内・守屋・藤谷
その他:石崎・田面・岩田
右の先発控え、左の中継ぎの控えがもう一人欲しいところと、左の育成先発・中継ぎが欲しいところですが、育成はドラフトの話なのでまた今度。強みは兎に角安定したリリーフ陣、二軍で結果を残している安藤・柳瀬・山本等の出番がなく、これまで入れ替えも松田・伊藤和・柳瀬のみ、どれだけ安定しているかを如実に表しています。
問題は打線ですね。鳥谷・上本・糸原以外がこぞって調子を落としています。この6連戦も金子を打ち崩してどうにか調子に乗れるかと思っていましたが、中谷・糸原・上本らの非主軸組みでどうにか点を取っている形です。ここにきて糸井・高山の足のコンディションが問題視されていますし、交流戦前よりも厳しい状態になっています。
完封負けのソフトバンク一回戦もノーアウト2/3塁のチャンスで二点入れていればどう転んだかわかりませんでした。オリックス二回線、ソフトバンク三回戦もしかり。
逆に言うとここがしっかりし出せば、がっつりと戦えるだけの陣容が揃っているので、どうにか今週相手は悪いですが打線の復調を待ちたいと思います。やはり打線は層が薄く、二軍から特に上げたい選手もおらず、広島・ソフトバンクあたりの選手層の厚さはうらやましく思います(松山・新井・西川・長谷川等々を控えにできる)。とにかく問題は主軸ですので最早打線の組み換えなど小細工ではなく、状態を上げてもらうしかありません。
交流戦後はいきなり広島とアウェイで3連戦となりますので、ここまでに状態を上げてもらわないと、ジョンソンが復帰し最終形態となってしまった広島には歯が立たない状況が予想されます。枝葉の選手は俊介・糸原・岡崎とよいところを見せてきているので、賢者の石でも祈りの指輪でもなんでもよいので、この一週間でHP・MPを十分に回復し、強い敵を倒しレベルアップをしてもらい、まずはAS前の中ボス戦に万全の状態で備えて欲しいと思います。
ということで今週の展望ですが、今週はAクラス2チームとの対戦。
西武は打線好調も井納・今永の好投手を十分に崩したとはいえず、阪神ご自慢の表ローテであればワンチャンスはあるのではないかと思います。対戦予想は以下のとおり。
秋山vs野上、能見vs岡本、メッセvs十亀
苦手の左腕投手はいませんので、先発メンツ的には若干阪神の方が上回っている形。救援陣はシュリッター、牧田と安定しており7回までに勝っている状況に持っていけるかどうかが勝負でしょう。まあ繰り返しになりますが兎に角打線が打つしかありません。
楽天戦は以下の対戦予想。
岩貞vs藤平、青柳vs美馬、小野(?)vs岸
こちらは則本はいないものの美馬・岸と安定した表ローテ、対してうちは問題の裏ローテ、先発投手陣的には分が悪く岩貞でどうにか星を取らないと厳しい状況。楽天は左投手に比較的相性が悪いこともあり、三戦目は島本・横山か左打者無双の藤浪を上げてもよいと思うのですが、首脳陣の判断に注目です。交流戦後は4日空くこともあるので、先発は早く諦める、リーグ戦再開後当番間隔が空く投手の登録抹消期間を利用し第二先発を準備しておく、等できる手は全て打って欲しいと思います。松井は脅威なものの救援陣の質は阪神の方が高いので兎に角先制、細かい継投で勝利をもぎ取って欲しいと思います。
ということで、①広島と離されないこと、②打線の調子を取り戻すこと(特に5番一塁手の目処をたてること)、を前提に交流戦は5分の戦いでよいと謳ってきましたが、広島が思ったよりも調子がよく、阪神打線の調子が逆に落ちてしまっている状況ですので、最後の一週間は兎に角打線の調子を取り戻し、勝ちまくってもらうことを希望します。いつもであれば今週も5分でと言いたいところなのですが、投手陣が今の安定のままで、打線が調子を取り戻すということを前提とすると5分では矛盾してしまいますので、今週は思い切って4勝2敗を目標に戦って欲しいと思います。
昨年は出場できなかった短期決戦となるCSでの戦い方への布石にもなりますので、厳しいことは十分承知ですが、広島戦への勢いをつけるためにも一つの試金石として気合をいれて望んで欲しいと思います。
高山・福留・原口・中谷頼みます!糸井は無理しないように!
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Vamos Tigers!!