みなさまいつもご覧いただきありがとうございます。
さてさて、依然調子の上がらない我が阪神タイガース。オープン戦最下位を突っ走り中です。日曜日の試合は記事にしようかと思いましたが、余りにもボロ負けで収穫として書くこともなかったので、お休みさせていただきました(笑)。
というか批判的な記事はいくらでも書けたのですが、何度もここで言っているとおりオープン戦で一喜一憂しても意味がない。抑えられたり、打ち込まれたり、ミスしたら調整して開幕に臨めばいいだけの話です。何故ならこれまでの負けはシーズンにはカウントされないので(当たり前ですが笑)。
それにしても内容が悪すぎる!という声もあると思いますが、今週先発候補がある程度抑えて、打線もある程度打てばそんな声は一気に消えてしまう、そんなものだと思います。
ただしこれは調整ができることに関してのこと。
秋山が中日戦に打ち込まれましたが、いつもと違う配球をしていたので、本番に向けて調整するだけ。ドリスもメッセンジャーも打ち込まれましたが、開幕に向けて調子を上げてくれればよいだけです。鳥谷もしかり。
藤浪・岩貞も先週は駄目でしたが、キャンプ・オープン戦からキレのよい球は投げており、二回連続同じ崩れ型では問題ですが、次回登板でよい結果を残してくれれば、万全の信頼は置けないもシーズンではある程度通用するでしょう。
一方で、調整ができないこと。例えば中谷はもう打撃の型が崩れており調整云々の話ではありません。どうやら二軍に合流のようですが、今の状態なら一回やり直してもらう必要がある。まあこの選手いきなり打ち出したりするので分かりませんが。
後は、守備・作戦面ですね。これは特に調子の波やスランプがあるわけではないので、今できていないことは本番でもできないでしょう。これが一番の心配点です。
キャンプ終了時は今年はある程度守備位置を早目から固めて練習していたので、去年より守備はましかなと思っていましたが、オープン戦終盤にかけて守備の綻びが目立ってきています。特にセンターラインですね。
なんでもない球を弾いてしまう、併殺打が取れない、捕手からの送球はことごとくセンターに抜け三塁まで行かれてしまう。こんなシーンが目立ちます。しかしながら、もう糸原を遊撃手で起用し、二塁もドーナッツ守備の上本とコンバートの大ベテラン鳥谷なのでどうしようもないのです(泣)。大和のようなピンチを救う守備とは言わずも、当たり前のことは当たり前にできるようになってくれないと、昨年序盤の繰り返しになってしまいます。
現在、チーム防御率は3.78で12球団5位、大して失点はダントツ最下位の69。いかに守備が足を引っ張っているかが明確です。
ここに白羽の矢が当たったのが植田なのですが、できれば今年は二軍で打撃をしっかりと鍛えてからスタメンとして上で起用してほしい。ウエスタンの試合も見ましたが、確かに打撃はよくなっているものの、転がさなければいけない場面でフライを打ち上げてしまうなど、求められるタイプの打撃がまだまだできていないと思います。一方で、守備に関してはまだポカが多いなと思っていたのですが、3試合見た限りではかなり上手くなっていますね。
あともう一歩という感じなので、打撃を最低限出来るようになってくれれば、二遊間の守備の問題もある程度解決の方向に向かうのではないかと思っています。来年かなぁ。
ということで、前置き長くなりましたが、打線に関しては予想通り若手選手を中心にある程度調子は上がってきた、一方で投手に関しても予想通り打ち込まれることが増えてきたと(打たれすぎなのですが)、まあある程度先週までは想定が出来ていたことなので、オープン戦最下位でもまあよいとします。本当であれば完璧に抑え、打ちまくるという状態だとファンとしては今年は優勝や!となるんでしょうが、そんな状態は長くは続きません。
不安だらけで迎えたオープン戦最後の週ですが、タイトルにも書いているとおり、今週よければ全てよし!です。
今日明日は関東地方は雨のようで、横浜戦とロッテ戦は流れてしまいそうですが・・・まあここもウエスタン等で登板して調整すればよいでしょう。とにかく、最後のオリックス3連戦でそれなりに結果が出ればよいかと思います。ここでメッセ・ドリスの直球が戻らない、藤川・高橋聡が相変わらず乱調、鳥谷が相変わらずセカンドゴロとレフトフライ、大山に引っ張った当たりが出ないということであれば、初めて不安になってよいと思います。
まあ、守備に関しては今年は我慢かな(泣)。
ということで、メンバー予想更新です。
オープン戦チェックポイントと開幕メンバー予想(投手陣)
オープン戦中のチェックポイントとしては以下を挙げていました。
- 先発6枚がしっかりとしたパフォーマンスを見せること
- 才木はどこまでついてこれるか
- 先発控え投手の巻き返し。特に岩田と青柳
- 中継ぎ控え候補の充実
うーん、才木ががんばっている以外はどのポイントも不安だらけですね・・・
先発投手陣
前回更新から結果を残したのは能見・小野のローテ候補に加え、二軍で登板した才木・高橋遥の4人ですかね。藤浪・岩貞・秋山は炎上、メッセは抑えるも球威がいまひとつの状況。全く安心の出来ない状況です。
先述したとおり、今週の最終調整できちっとパフォーマンスを見せてもらえれば結果よければ全て良しで終わるのですが、果たしてどうなるか!?
才木と高橋遥はローテ入りまで視野に入ってきましたが、できれば今年は体が成長途中の才木と肩に不安のある高橋は投げさせては落としてという形にして無理をさせたくない。さらにこの二人はメッセと能見の後釜という立ち位置に入ってほしいだけに、藤浪・岩貞・秋山・小野にはしっかりと結果を残してほしいところです。
ということで、前回更新からの変更点としては以下のとおりです。
- 炎上の藤浪・秋山を1ノッチダウン
- 二試合目で結果を出した能見を1ノッチアップ
- 無失点投球を続ける小野を1ノッチアップ
- 二軍先発で結果を残してた高橋遥を有力枠に昇格
- 岩貞は巨人戦よかったのに炎上したので1ノッチアップ後の1ノッチダウン
- メッセは抑えたけどいまいちだったので現状維持
- 先発調整の福永とトレードの岡本をバックアップ枠に移動
- シート打撃に登板した望月をリハビリ枠から育成枠に移動
中継ぎ投手陣
こちらも岩崎を中継ぎに戻したことで趨勢が決した形ですね。谷川・松田・島本はどうやら遠征に帯同せずに二軍で調整をするようです。
ただ、この7人の中継ぎ侍も先週磐石だったかというと全然そんなことはありません。ドリス・マテオ・桑原・石崎・岩崎は点は取られているものの、球威自体はあるので、まあ調整段階と見ておけばよいでしょう。
一方で、藤川・高橋聡は球威が上がってきておらず、勤続疲労・衰えと見えても仕方のない投球を繰り返しています。まあ、二人とも大ベテランなので、今週きちっと調整してくれば問題ありませんが。
松田・島本・谷川は二軍調整となりましたが、特に松田は中々よかったのではないかと思います。中継ぎ控えにはもったいないくらいですね。これから連投テストもあり、登板機会の問題から二軍調整だと思いますが、いつでも上がれるように準備をして置いてほしいと思います。
二軍に目を向けてみると、伊藤和がよいですね!ウエスタンの試合で初めて実戦登板見ましたが、直球に威力があり奪三振能力も相変わらず高く、ぜひ一軍での登板を見てみたい投手です。また岩貞や藤浪が短いイニングで交代みたいなこともありえるので、松田・島本・谷川を落とした状況で、ロングリリーフさせられるように昇格させてもいいんじゃないかなと思うんですがね。
後は、歳内も怪我から復帰し140km代中盤が出るようになり順調なようですね。元々怪我さえ治ればビハインドの中継ぎくらいは問題なく出来る投手ですので、今年の早い段階での支配下登録もあるかもしれませんね。
ということで、変更点は以下のとおり。
- 炎上のドリス・高橋聡・藤川を1ノッチダウン
- まあ、抑えている石崎を確実枠に昇格
- 岩崎は中継ぎ再転向で確実枠に入れようと思ったけど炎上したので有力枠から。
- リハビリから実戦登板済みの尾仲をバックアップに昇格
- 育成枠だけど結果を残している歳内を1ノッチアップ
- 二軍調整となった松田・島本・谷川を有力から挑戦枠に降格
オープン戦チェックポイントと開幕メンバー予想(野手陣)
オープン戦中のチェックポイントとしては以下を挙げていました。
- ロサリオが開幕に向け調子を上げられるか
- 捕手の起用方法
- 遊撃手争い
- 鳥谷vs上本
- 二遊間の守備
- ラッキーボーイはどこまで残れるか
うーん、遊撃手は糸原になりそうですが他のポイントはまだわかりませんね。
ロサリオの見極めは今週
ロサリオはまだまだ調子が上がってきませんが、ひとつの見極めは今週でしょう。まあ相手がパ・リーグが殆どですので、そんなに弱点をついた厳しい攻め方をしてくるかが疑問ではありますが、相手もシーズン最後の登板なのでもちろん抑えに来るでしょう。ここで、ある程度の対応力が見れれば安心してシーズンに臨めるというものです。オープン戦の通算成績は全く関係ありません(笑)。
まだ見えない捕手の起用方針
捕手に関しては梅野・坂本・原口の争いがまだまだ続いていますが、開幕はメッセンジャーののでまあ去年の実績も見て梅野に決定ですかね。
一方で、原口もリード面で小野・才木を引っ張っていたので、もっと先発で使ってほしいなと思っていたのですが、先発起用された中日戦で秋山が見事に炎上してしまいました。まあ、配球が本番とは違うものだったので参考記録でよいと思いますが、初回の盗塁阻止は難しい捕球ではなかったのに、いい送球ができなかったのはマイナスポイントですね。
二遊間の守備は今年はもう我慢かな・・・・
二遊間に関しては、開幕は糸原・鳥谷で行きそうですが、まあやはりシーズン通して流動的でしょう。いずれにせよ、糸原・鳥谷・西岡・上本の誰を起用したところで守備の不安は消えませんので、攻撃面を重視した場合は守備はどうにもならないとたかをくくっておきます。
守備・走塁面では植田・山崎憲・森越・熊谷・荒木といったところになるのでしょうが、上記の4人にこれらの選手の中からある程度打撃も期待できる選手をどのように組み合わせて使っていくかが、シーズン中の肝になって来るでしょうね。非常に難しい采配を求められると思います。
この問題を一番解決できそうなのが北條なのですが、いかんせんアピール不足。打撃面も守備面もポテンシャルは高いですが、完全に糸原に持っていかれてしまいましたね。現在の出場機会はウエスタンリーグになっており、開幕一軍も今のままでは厳しいでしょう。一方で、これを鍛えなおすいい機会と思って、二軍で圧倒的な成績を残し一軍に呼んでもらえるようにがんばってほしいと思います。
生き残りは伊藤隼・山崎・陽川・植田・荒木
ラッキーボーイ候補は宜野座召集組みでは江越・陽川・長坂・植田・島田・熊谷、安芸昇格組みでは緒方・伊藤隼・荒木・山崎憲となったのですが、現在の生き残りは陽川・植田・伊藤隼・荒木・山崎憲ですかね。緒方は期待していたのですが、ウエスタンでも調子を落としており、ピークが早すぎたのかな・・・。
中谷が二軍落ちしたことで伊藤隼は開幕一軍入りしそうです。そして守備でも打撃でもよいところを見せている山崎もまた一軍入り濃厚ではないでしょうか。
欲を言えば板山・島田・西田・熊谷といったもう少し若い選手に出てきて欲しかったところでもありますが、二軍にいた中堅が躍動しているというのは、ファームとのコミュニケーションが上手く出来ている証拠でもあります。
矢野監督のいう「一軍で通用するか目線」でファームで活躍すれば一軍に上がれるという雰囲気と希望がチーム内で生まれることは、選手層を厚くする上で非常に重要であり、ここに関しては矢野監督はいい形で進めていってくれているのではないかと思います。
ということで、開幕一軍スタメンレースの更新です。
前回更新からの変更点としては以下のとおりです。
- 捕手としてもよいリードを見せている原口を有力枠に昇格
- 打撃面での改善を見せる梅野を1ノッチアップ
- 好調上本は有力枠内で1ノッチアップ
- 絶好調の糸原は確実枠に昇格
- 調子の上がらない大山は1ノッチダウン
- 二軍調整の続く北條は1ノッチダウン
- 順調な調整の福留は1ノッチアップ
- 打撃大改善の隼太はバックアップから挑戦最上位まで一気に昇格
- 開幕が近づくにつれ調子を上げている高山を挑戦枠から有力枠に昇格
- 二軍調整の中谷を挑戦枠に降格、江越・緒方は挑戦枠からバックアップに降格
- 怪我の西田をリハビリ枠に降格
最後に
いつまでたっても調子が上がってこないタイガース、ファンの皆様もやきもきしていることだと思います。しかしながら、今週きっちり調整結果を見せてもらえればそれまでの話、たとえオープン戦最下位に終わってもなんら問題はありません。過去のオープン戦最下位チームのシーズン終了後の成績の統計など、なんの意味もありません(笑)。ハローバイバイの都市伝説のレベルの話です。
ということで、不安を先延ばしにしているだけのラ米の虎ではありますが、いよいよ開幕まで二週間を切っており、開幕前最後のオープン戦の週になりました。最終週のチェックポイントとしては以下を見たいと思います。(雨で二試合中止になりそうだけど)
- メッセの直球の威力の改善
- 中継ぎ人7人のパフォーマンス。特に球児と高橋遥
- 藤浪と岩貞の修正
- ロサリオの日本の配球への慣れ
- 鳥谷に安打が出始めるか
- 梅野・原口・坂本の使い方
- 守備連携
- バント・エンドラン・進塁打等のチームプレーの連携
何度も言います!今週よければ全てよしです!
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