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春季キャンプ第5クールが終了しました。ドリスが右肘の違和感があるようですがキャッチボールも再開しており大事にはならず、尾仲が腰の張りで離脱のようですがこちらも軽症。
総じて大きな怪我もなく順調にきていますが、先日の起亜戦で実戦初登板の馬場、岩田の先発候補が滅多打ちに会い、ローテ6枚目までは順調にきていますが、先発控え陣の層に課題を残す結果となりました。
打線は相変わらずロサリオ・大山・糸原が好調で、植田・島田といった去年はいなかった新戦力もアピールを続けています。一方で、主軸候補の中谷と高山の調子がいま一つ上がってこない状態ですね。
第6クールからはついにオープン戦が始まりますが、2月一杯でまずはオープン戦の優先出場権が決まってくると思います。ただし、まだグリッド順が決まっただけであり、レースはこれからが本番です。いくらでも追い抜くことはあると思いますし、追い抜かれることもあると思います。
そしてシード権をもっているベテラン選手もいよいよ実戦に入ってきますので、より競争が激化することが予想されます。まずは、怪我なく全員がスターティンググリッドに立てるようキャンプを走り抜いてほしいと思います。
ということで第5クールの感想をキャンプ前の注目点に沿ってみて生きたいと思います。
注目点を書いた以前の記事は以下ご参照ください。
第5クール/野手陣のポイントチェック
ロサリオは前評判とおりの実力か
先日の起亜戦では、弱点も知っている昨年の対戦相手から2安打3打点。相手投手の隙をついて三盗まで決めてしまいました(笑)。特に2安打目は外角の球に逆らわず右中間に運ぶなど柔軟な打撃を見せてくれています。
まだ、変化球への対応が見れていないのでここが心配なのですが、今のところはもう心配材料は打ちすぎていることくらいですね。
大山の二遊間守備が平均レベルに達するか
三塁にコンバート決定済み。
原口が捕手として復活できるか
起亜戦の岩田のリードで、二番打者に対し二死フルカウントからフォークを要求し、岡田全監督から酷評されました。その後岩田は四球連続からの本塁打で大量失点。リード面での課題が残りました。
懸念の二塁送球に関しては特守も行い、まずまず投げられる姿を見せてくれました。後は安定感ですね。
現状、捕手として出場するには最低限はできていると思いますが、正捕手に据えるかというと守備面でそこまでアピールできていません。一方で梅野・坂本は打撃が酷い状態なので捕手争いはまだまだ決まらないと思います。
遊撃手争い、誰が成長を見せるか、西岡は復活するか
実戦ではなかなか西岡は登場せず、熊谷は二軍落ち、現在北條・糸原・植田の争いが繰り広げられていますが、糸原が一歩リードというところですかね。守備面の不安はまだまだ拭えないのですが、それ以上に打撃面での成長が著しい。北條・植田の打撃が悪いということではなく、糸原が良すぎます。
一方で植田も塁に出れば盗塁を決めており、打撃も右・左打席とも大きな成長が見られます。
北條は徐々に調子が上がっていますが、起亜戦では3四球を選ぶなど渋い活躍。ただ、糸原と植田のアピールの方が凄すぎて、現状後塵を拝している形ですね。
ということで、こちらも高いレベルでのアピール合戦が続いており、まだまだ誰がレギュラーを取るかわかりませんし、おそらく今年は固定できないのかなと思います。
一方で、二塁も鳥谷と安芸の西武戦で3安打と完全復活している上本が争う形になるでしょうから、今年はセンターラインが固定できないという事態になるかもしれず、守備面での不安が残ります。
但し、昨年ずっとポロポロしていた守備ですが、今年の内野手のエラーはまだ熊谷のトンネルのみ。高山の守備は相変わらずですが、大分守備も締まってきた印象を受けます。
天才高山の覚醒はあるか
ルーキー島田の大アピールにより、覚醒して福留からレギュラーの座を奪うどころか、一軍ベンチ入りすら厳しい状況になってきています。
起亜戦での犠牲フライの内角球の捌きをみると、調子は上がってきているようにも見えますが、凡退がまだまだ不細工ですね。かなり厳しい立場に追いやられているので、ドラフト1位、天才高山の意地を見せてほしいと思います。
ラッキーボーイは出てくるか。
ラッキーボーイといえば、起亜戦でホームランを放ち大活躍の島田。第5クールMVPにも選出されました。高山と中谷のセンターのライバル選手の調子が上がってこないだけに、1番センターのレギュラーも手に届くところまできています。これから本格的に実戦に入る中で、スライディング、送球モーションの大きい守備、そして一流投手への対応と課題が出てくると思いますが、オープン戦の出場権は確保したでしょう。
前回の記事でも書きましたが、仮に鳥谷が二塁に入った場合、盗塁を狙える選手が糸井のみになってしまいます。島田・植田という足が使える選手がラインアップに入ってくれば攻撃のオプションも広がるので、今年レギュラーとまでは行かないかもしれませんが、将来は遊撃/植田、中堅/島田となるように頑張ってほしいですね!
横田はどの程度回復しているか
屋外フリー打撃を普通にできる状態になっていますね。引き続きまずは試合に呼ばれるように頑張ってリハビリを続けていってほしいと思います。
開幕スタメンレース(2/22)
ということで春季キャンプ第5クールを終えた後の、開幕スタメンレース状況の更新です。青塗りが変更点です。
- 確実:首脳陣も明言しており開幕スタメン確実の選手
- 有力:実績から見ても恐らくスタメン入りする選手
- 挑戦:開幕スタメン入り挑戦権を持っている選手
- B.U.:バックアップ。まずは挑戦権を獲得する必要あり
- 育成:育成中心の選手
- リハビリ:まずは怪我を治し万全にしましょう
- (*)各枠の中で3段階あり
- 安芸の西武戦で3安打し、全快をアピールした上本を1ノッチアップ
- 打撃面で目覚しい活躍を見せている糸原を有力枠に昇格。後は守備の不安が取れればレギュラーに近づきます!
- 相変わらず打撃の調子がよく、守備も安定したパフォーマンスの大山を、侍ジャパン選出祝いもあり、1ノッチアップ
- 打撃の調子が落ちている中谷を1ノッチダウン
- 起亜戦で素晴らしい活躍を見せた第5クールMVPの島田を1ノッチアップ
- 安芸の西武戦で本塁打を放ち、ここまで実戦で目立った活躍をしている緒方を1ノッチアップ
最後に
ということで、第5クール感想の打者編でした。投手編はまた明日。
本日もご覧頂きありがとうございました!
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