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ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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春季キャンプ第4クール感想とメンバー予想(2/20) 投手編

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます。

 

第5クールが始まりました。このクールは起亜戦が予定されており、能見や外国人選手が登板するようですね。第6クールはオープン戦2戦と紅白試合の予定とのこと。キャンプ終了までの残り実戦4試合で大体の形が見えてくるかと思います。捕手と遊撃手だけは決まらないかな・・・

そして、入れ替えが実行されました。安芸で結果を残したルーキー谷川が宜野座へ、ほか遊撃手と比べるとまだ実力不足かつしっかりとスイッチに取り組んだほうが良い熊谷と実戦で暇ひとつの結果だった青柳(ニッカンによると下半身の不調?)が安芸行きとなりました。まあ妥当といえば妥当なのですが、青柳はもう少しチャンスをあげてもよかったようにも思いました。

これまでの金本政権キャンプは高山・板山の一軍合流はあったものの、入れ替えはほとんど行われてきませんでしたが、3年目にして始めて実施されましたね。

本日は前回に引き続き第4クールの感想投手編です。キャンプ前に記事にした個別の注目点の進捗具合に関して見ていきたいと思います。注目点を書いた以前の記事は以下ご参照ください。

www.latim-tiger.com

 

第4クール/投手陣のポイントチェック

 

藤浪は復活するか!?

前回の記事でごちゃこちゃ言わずにじっくりと見守るべきと意見していましたが、第4クールで楽天戦に登板、速球は楽々150km/hオーバーで、小さくなっていたといわれていた投球フォームも躍動感のあるものに戻り、上々の結果ではないでしょうか。

ネット上や報道では前回登板の結果を受け「物足りない」、「アピールする立場なのに覇気が見えない」などなど、色々と批判されていましたが、今はシーズンに向けた準備期間です。

ブルペンでやってきたことを崩したくなかったと藤浪本人も話しているとおり、紅白戦の初登板はまさにオフから取り組んできたフォームを実戦の場で慎重に試していた形なので、さほど心配はしていませんでした。

楽天戦での登板内容でかなり開幕ローテへの目処が立ってきたと思いますが、制球面や変化球などこれからの調整事項も山積み、引き続き外部の声など気にせずに、コーチと確認しながらしっかりと調整を続けてほしいと思います。

 

先発4番手投手の台頭はあるか!?

楽天戦で藤浪に加え岩貞・小野・才木が登板、シート打撃で馬場・岩田が登板、日ハム戦で岩崎・青柳の4番手候補が登板しましたが、岩貞・小野が一歩リード、続いて才木、馬場はこれから、岩田・青柳はいま一つという形ですかね。

安芸でも横山・竹安が登板していますが、いずれも結果が出ず、4番手争いは実績も考えると岩貞・小野に絞られてきた形ですかね。

岩貞は前回登板に比べると調子が良くなさそうでしたが、その中でも良くまとめたと思います。逆に小野はすばらしい投球でした。この二人がローテに入れる形になれば、開幕先発ローテという観点では6枚揃うため一安心です。

これから徐々に長い回を投げることになってくるのですが、順調に調整を進めてほしいですね。

そして、結果を残し続けている才木ですが、まだまだ体力面の強化も必要な中でシーズン通してローテを回してもらうのは期待しすぎですし、怪我も怖いので、体力強化をしながら少しずつ一軍登板を積み重ねて言ってほしいと思います。理想としては、能見の年齢的な問題もあるので、6番手で交代で登録抹消を繰り返しながら経験を積むことですかね。

ローテーション投手がある程度目処が立ってくれば、次に注目にすべきは控えの先発候補たち。6枚揃って1年間働けることなどありえないですし、備えが必要となります。理想としては4枚位、少なくとも2枚ですかね。

候補としては才木・岩田・馬場・青柳・竹安・横山。この内よい投球を見せているのは今のところ才木のみ。その才木も長い回を投げられるかどうかは未知数。

ということで、今後は彼らのパフォーマンスにも注目していきたいと思います。特に開幕までに目処を立てる必要はなく、シーズン半ばの疲れたところで出てきてくれればよいので、2年目の才木、ルーキー馬場、病み上がりの横山はそのあたりまでに一軍で先発をできるように頑張ってほしいと思います。

青柳・岩田には開幕直後から控えとして準備しておいてほしいですが、今後の登板に注目ですね。

 

岩崎に代わる中継ぎ投手の台頭

岩崎はどうやら今季も基本中継ぎのようですね。楽天戦で松田・島本・石崎がそれぞれよい投球をし、ルーキーの谷川も安芸で結果を残し宜野座に召集されました。

谷川はまだ実戦登板を見ていないのですが、多彩な変化球でコントロールも落ち着いているようですね。気持ちも強そうな選手なのでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです!

後は伊藤和・守屋・山本なども結果を出しているようなので、敗戦処理候補はそれなりに揃いつつあります。

長いシーズン必ず出番は来ますので、引き続きいつでも呼ばれても良いように調整を続けてほしいと思います。

 

岩崎の処遇

金本監督の談話でははっきりは言わなかったものの、岩崎の起用はある程度構想があるようで、恐らく中継ぎ起用になるかと思います。

他のベテラン中継ぎ陣も順調な調整なので、今年も今のところドリス・マテオ・桑原・球児・高橋・石崎・岩崎が基本線になりそうです。

個人的には昨年の登板過多と現状敗戦処理での登板が増えそうなことから、今シーズンに限っては先発起用でもよいが、現状左腕リリーフが高橋聡しかいないだけに、将来的には岩崎をセットアッパーの座につかせるよう、しっかりと育成してほしいと願っていましたが、先発投手陣に現状目処がつきつつあり、引き続きリリーフ起用となりそうなので一安心しています。

ただし、これからオープン戦に向かう中で、今考えている先発投手陣が怪我や調子を落とした場合は岩崎に白羽の矢が当たる可能性はまだまだあり、今後も注目していきたいと思います。

 

開幕ローテ・ブルペン競争(2/20時点)

ということで、いつもの通り、開幕ローテ・ブルペン競争状況の更新です!

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  • 確実:首脳陣も明言しており開幕ローテ・ブルペン確実の選手
  • 有力:実績から見ても恐らくローテ・ブルペン入りする選手
  • 挑戦:開幕ローテ・ブルペン入り挑戦権を持っている選手
  • B.U.:バックアップ。まずは挑戦権を獲得する必要あり
  • 育成:育成中心の選手
  • リハビリ:まずは怪我を治し万全にしましょう
  • (*)同じカテゴリーの中で三段階あり

 

  • 実戦で結果を出した小野を有力候補に昇格
  • 青柳・岩田のパフォーマンスが上がらないので、青柳はバックアップに降格(安芸行きもあるので)、岩田は1ノッチダウン。
  • 島本・松田がよい投球を見せたので1ノッチアップ。
  • 石崎は直球のキレが戻ったので1ノッチアップ。
  • 岩崎を先発から中継ぎに配置転換
  • 宜野座に呼ばれた谷川を挑戦枠に昇格
  • 安芸の実戦で結果の出ない榎田を1ノッチダウン、2試合結果を出した福永を1ノッチアップ
  • 歳内が実戦復帰したので、育成枠に昇格
  • 藤谷はどうも故障しているようなので、リハビリ組みに降格

 

最後に

 

ということで、第4クールの感想投手編をお送りしました。次回実戦は21日の起亜戦です。能見が初登板するようですね。早いものでキャンプもあと2クールを残すのみ、第6クールはオープン戦が始まるだけに、本格的に鍛える機会もあと少しです。とにかく大事なのはこのまま怪我をせずにキャンプを走り抜けてもらうこと。疲労もピークの時期だと思いますが、最後まで気を抜かずに怪我には気をつけて走りきってもらいたいと思います。

特に怪我をしやすい、松田・横山・糸井・西岡・上本あたりは気をつけて!!

本日もご覧頂きありがとうございました!

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