阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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阪神タイガース 前を向こう!!

皆さんいつもご覧頂ありがとうございます!

 

今日の試合は正に天国と地獄、、、福留の2ランで決着がついたかと思いきや、まさかのドリス今期初被弾。。。。しかもHRバッターではない安部から。。。。これで逆転優勝に一抹の希望が出た直後に優勝の目を摘まれる結果となり、正直今期一番悔しい試合でした。

采配に関しては色々とあったとは思います。まずは藤浪の起用。球は走っていたものの前回巨人戦も決して磐石とはいえない内容でわざわざここにあててくる必要があったのか、昨年広島戦で好投したまだ研究も十分にされていないメンドーサはありじゃなかったのか。もっといえば榎田を中日戦に投げさせ、メンドーサ・藤浪・秋山という手はなかったのか。

 

 

また、8回で坂本に代打はなかったのか、一人出れば糸井に回るという状況でもったいなかった。

 

9回は梅野に最後マスクを任せることはできなかったのか。坂本はドリスのスプリットを結局逸らしてしまい得点圏にランナーを進めてしまった。壁としての能力の高い梅野なら逸らさなかったかも。

 

8回は無得点に終わったものの、1点差の場面で石崎ではなくマテオにするべきだったのでは。

 

などなど、采配のタラレバは色々とあるのですが、まあいっても仕方のない話。

 

優勝を諦めずに戦うことはもちろん大事なのですが、もっと大事なことは昨日のエントリーにも書いたとおり、この正念場の時期に一試合、ワンプレーを大事にし超変革二年目の集大成として、自信をもってやりきったといえる戦いを展開することです。

 

この経験が来年に必ず生きると思いますし、その意味ではまだまだシーズンは続くので下を向いている場合ではありません。

 

今日の試合を見て感じたことは、各選手決して諦めた様子はなく最後まで戦い抜いてくれたと思います。

 

糸井は9回先頭打者で出塁する大事な仕事。菊池の大きなライトフライも見事なファインプレー。

 

西岡は復帰初戦、先頭打者で二塁打を打ちチャンスメーク、守備でも何度も抜けようというあたりをファインプレー

 

福留は西岡バント失敗のあと起死回生の逆転打

 

大山は2点取られ雰囲気の悪い中、先頭打者出塁にしぶといタイムリー

 

中谷は8回西川のセンターフライを好捕

 

鳥谷は貫禄の二安打

 

北條は惜しい当りのあとアウトになってもおかしくないところをタイムリー

 

坂本は北條併殺で一点止まりのところを同点打

 

上本はスタメン落ちの鬱憤を晴らす同点ホームラン

 

球児・岩崎は見事な火消し、石崎もアップアップだったもののどうにか無失点

 

というように、各選手が攻守ともに今までであれば届かなかった本当に球際に強いプレーを見せてくれたと思いませんか?

 

でも負けました。

 

ネットを見ても全てのファンが今シーズン一番の悔しさにくれており、やっている選手や首脳陣はもっともっと悔しいでしょう。

 

だがしかし、この経験がこの悔しさが必ず来年に繋がると確信しています。ただ負けたのとは意味の違う敗戦だったと感じています。

 

藤浪は相当気合を入れて望んだと思いますし、球は走っていたものの二死から5点とられたことは悔しくてたまらないでしょう。

 

坂本は藤浪をうまくリードできなかったこと、安部にいいようにやられたこと、9回ドリスのスプリットを止められなかったこと、悔しいでしょう。

 

大山は後1メートルホームランに届かなかったこと悔しいでしょう。

 

鳥谷はセフティーバントを捌ききれなかったこと悔しいでしょう。

 

ドリス・高橋もぎりぎりでやられてしまったこと、悔しくて夜も眠れない思いだと思います。

 

しかし、この敗戦はチーム全体に広島に対し戦っていける自信がついたと思いますし、特に若手選手は結果が出た選手も、悔しい思い選手をした選手も全てが糧になったと思います。

 

その意味では大事な初戦を藤浪に託したこと、9回まで坂本に託したこと、石崎を1点差の大事な場面で託したこと全てに意味があると思います。

 

この自信そして悔しさを糧にし次に繋げるためには下を向いてはいけません。ここでシュンとしてしまうようではいつもの阪神と同じです。二位をきちんと確保するまで気持ちの入った試合を続け、そしてCSの短期決戦で次のない緊張感の高い戦いを経験し、来年以降の力に繋げてほしいと思います!

 

 

最後まで頑張れタイガース!