阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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阪神タイガース 何をどうしたものか

皆様いつもご覧頂ありがとうございます。

 

 

前回エントリーで気にする必要ないと強気な発言をした気弱な阪神ファンの管理人ですが、いよいよひどい状態になってきましたね。問題はいうまでもなく打線。楽天戦以降、2-0-3-0-1-0とどうしようもない得点の状況が続いています。この数列順でいうと明日は1点は取れるでしょうか。

 

広島戦で一試合でも拾っていれば熟れうべき状態にはならなかったのですが、上本、鳥谷以外はこぞって不調の状況。特に福留は6月2打点ととても4番とはいえない状態。2死からの攻撃で得点が入らないのであればまだしも、0死二塁、1死三塁の得点が入る可能性が高い状況においても、ミスがからみまったく点が入りません。。。はっきりいって異常な状況です。逆に広島は2死からの得点がなんと多いことか。

 

 

連敗中の対戦相手も美馬、岸、ジョンソン、大瀬良、鈴木、ジョーダンと鈴木以外はエース級とあたっていますが、いずれの投手も本調子とはほど遠い状態で、こちらが勝手にプレッシャーを感じ得点に結びついていません。

 

首脳陣も今日は上本盗塁、失敗しましたがダブルスチールと足を絡めて打開をはかっていますが、いかんせん空回り。特に今日の福留憤死はアップアップのジョーダン相手に意味がわかりません。前日の梅野のバントもしかり。

 

投手陣は中継陣、先発陣とも(メッセは若干不安も)頑張っているだけに、打線の建て直しが必要なのですが、いつからこの状態が続いているんだという感じです。

 

 

4月の段階でもいいましたが、まず打線の組み方。出塁率の良い選手を前に置き、返す選手を中軸に、守備中心/若しくは意外性のある打者を下位にがオーソドックス且つ相手が一番嫌がると思うのですが、それをせずにここまできている状況。特に鳥谷の調子が良いのに、後ろが7番/8番はもったいなくて仕方がない。出塁が期待できる打者は上本・鳥谷なのだからこの二人を上位においてとにかく塁において相手にプレッシャーをかけるべきと思います。これ以上下がり目などないのだから、打順を替えると調子を崩すなどといってる場合じゃありません。。

 

 

といいつつ、糸井、福留、原口、中谷、高山の中軸候補がこぞって不調なので出塁してもどうするのという感じ、特に福留は今期併殺打が多すぎる。底は深いですね。。。。一人多くても二人不調ならよいのですが、シーズン半分が過ぎて不調と思えるのは糸井くらいで、福留は劣化、原口・高山・中谷は現状頭打ちの実力不足という状況で上がり目がみえません。。。

 

それにしても、今シーズン粗毎試合観戦していますが、各打者センター前や逆方向への強いあたりが極端に少なく、更に外野の間を抜くあたりもまったく印象に残りません。鳥谷・高山・糸井のヒットとか大体一/二塁間の感じがしませんか?高山、糸井、福留の凡打は大体逆方向へのポップフライかファースト/セカンドゴロ、北條、中谷、原口の凡打は大体サード/ショートゴロかライトフライという印象(統計を取っているわけではないので飽くまで印象ですが)。逆方向に強い打球を飛ばしているのは、上本か糸原くらいで、他の打者は左右違うにせよ何か同じような崩され方をしているようにしか見えません。広島打線を見てみると前回も書きましたが、田中・菊池・丸・鈴木・安部・西川、そして新井さんまでがセンターから逆方向への強い打球が多く、これはもう夫々の打者の技量というより、チーム全体の打撃方針が違うと考えたほうがすっきりとします。片岡打撃コーチは前回コーチの際もチームが貧打に陥ってしまったので、今回の組閣時のときから不安には思っていたのですが、スコアリングや作戦の立て方が妥当なのか極めて疑問です(技術的には素人でわかりませんので印象論ですがご容赦ください)

 

 

二軍をみてみても、広島の二軍の選手は打っている選手が多い一方、我がチームは3割打者はおらず、金本・掛布体制になり打撃がよくなったといわれていますが、よくなったのは逆に投手陣で、なにか劣化している気すらしてしまいます。鳥谷は去年打撃を崩すし、中谷は今年躍進していますが(昨年比)、原口・北條・高山は他球団が研究してきているとはいえ、明らかにバットの出がおかしい。二軍でも板山・緒方・江越等が絶賛劣化中。どの打者にもいえることは、何か本当に窮屈なバッティングをしているように見えるんですよね。おそらく飛距離を出すために押し込みを意識しているのかなと思うのですが、そのせいかフォロースルーが小さいというか、晩年の片岡コーチが打てないときのフォームに似ているというか。高山なんか昨年は抜群のバットコントロールで逆方向にもよい打球を飛ばしていたのに、今年はそれがほとんど見られず、詰まって内野の頭を越す安打はみられても、それも窮屈なフォームで打っています。

 

この状態が最後まで続くようであれば、打撃コーチにはきちんと責任を取ってほしく思います。申し訳ないが本当に見ていて期待感がないというか、ワクワクしません。

 

 

では、打開策はというともう殆どないのですが、獲得の噂のロジャースさんと、復活に帰す西岡さん、大穴で二軍でホームランが出始めてる、陽川・江越くらいしか上がり目はないでしょう。間違えても新井・今成あたりがレギュラーで出続ける状態になってしまうと申し訳ないが今シーズンは終わりといっても良いでしょう(新井・今成にもスーパーサブとしては当然期待していますが、これから20HR打てる打者にはなるとは思えない)

 

ロジャースを獲得した場合、一塁と左翼を守れるようですが(一応三塁も)、中谷・原口の成長株の機会が失われるとの意見もちらほら聞きますが、もうここまでに去年も含め十分チャンスは貰えたでしょう。決して管理人としては諦めているわけではなく、勝負の世界ですので一度場所を失った人は再度実力で奪い返すしかありません。従い、優先起用など必要ありません。今年の鳥谷、嘗ての福留もそうでした。獲得するからにはロジャースを中軸に据え、中谷・原口・福留の三選手で残り一ポジションを競いあってもらうしかありません。.250/一桁本塁打の4番打者など誰も怖くなく、歩いてまえ打線も打たれる怖さがなければ勝負すればよく崩壊するでしょう。

 

西岡に関しても同様です。管理人としては西岡にはぜひとも遊撃手で戻ってきてほしいと思います。もちろん怪我が全快となった前提でです。北條も原口・中谷と同様期待されていたにも関わらず、自分でチャンスを手放した選手。糸原もがんばっていますが、あの守備ではレギュラーとしては厳しい。

 

原口・北條・中谷・糸原の四人とも十分にチャンスはもらえたと思いますので、今はステップアップするための課題の改善に取り組むことが最重要であり、結果が出なくても試合に出して経験を積ませるというフェーズは既に終わっていると思います。なんであれば二軍に落とすことも考えても良いと思います。

 

ということで、ASまでは西岡・ロジャースとも厳しいと思いますが、もう最後の一手としてAS後には次の打線で望んでほしいと思います。もちろん怪我明けの西岡と、またまた中距離打者との噂のロジャースにそこまで大きな期待はかけられないのですが、他に手がない状況でございます。

 

西岡(遊)/上本(二)/鳥谷(三)/ロジャース(一or左)/糸井(右)/高山(中)/福留or中谷or原口(一or左)/梅野(捕)

 

万が一嵌ればまだまだ戦える打線になるのではないかと思います。

 

ASまでは残り13試合。広島とは6ゲーム差。交流戦前と同じことをいっていますがとにかく打線を整備し、ASまでに最低5ゲーム差をキープ、これを目標にASまでの残り試合、粘り強く戦ってほしく思います。

 

状況はかなり厳しい状態ですが、とりあえずASまでは諦めずに応援したいと思います。

 

管理人的にはCSはどうでもよく、優勝しか興味がないので、優勝の目が厳しい場合は来期に向けた課題改善に手を尽くしてほしいという気持ちです。

 

本日も長文ご覧頂きありがとうございます。そろそろ勝つでしょう。

 

Vamos Tigers!