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ここまで分の悪かった巨人に対し2連勝したタイガース。交流戦前に5割ターンが確定したことで、かなり楽な気分で挑むことができた第三戦、予想を反する一方的な試合で見事に3タテを達成し、これで対戦成績は5勝7敗といいところまで戻すことができました。
いやーそれにしても気分がよい(笑)。
前回の甲子園で3タテを食らってから、チームの雰囲気が一気に悪くなっていましたが、スタメンの作り方も安定してきて、復調気配の選手も増えてきたことから、5連勝という結果以上にかなり雰囲気のよい状態で交流戦に入ることができそうです。
読売ジャイアンツ第12回戦感想
才木/祝!プロ入り初勝利
本日の先発はプロ入り二回目の先発となった才木、キャンプ・オープン戦の頃から比べると、調子が落ちてきている印象を受け、中日戦はものの見事に捕まってしまいました。
今日も正直ストレートは走っているものの早い回は球が高く、こりゃどこかで捕まるなと感じている矢先に坂本に二塁打を浴びると。しかし、なんでか坂本が三盗を狙い失敗し、無失点で切り抜けることができました。ここで先制点を取られていたらどう転んでいたか分からなかったので非常に大きいプレーでした。
小野と同じような感じで、直球は威力抜群でカーブでもカウントを取れるのですが、スライダー・フォークの制球が定まらないと、直球でゴリ押しとなってしまい配球に苦しみがちになるのですが、2回にもまだ変化球の制球が定まらない中、亀井がボール球のスライダーを振って三振になってくれるなどのラッキーもあり三者三振、ここから波に乗れましたね。
以降はスライダーとフォークが決まりだし、高めではあるものの威力抜群のストレート、カウント球のカーブをうまく組み合わせ、危なげない投球で6回2安打無四球無失点のナイスピッチングでプロ入り初勝利をものにしました。
この投手のよいところは、ヒーローインタビューでも出ていますが、よい意味でのふてぶてしさ。デビュー戦でも満塁のピンチを招きましたが、ランナーそれ美味しいの?くらいの感じで投げ込みピンチを脱すると。
やはり投手は完璧に抑えることなどできないので、ピンチの場面でどれくらい粘れるか、ギアを上げられるかこれが大事。技術面もそうですが、精神面でも打てるもんなら打ってみろという感じで投げることのできる大投手になれる匂いが斉木からはプンプンとしています。
まだ体力面や変化球の制球など課題は残っていますが、この内容であれば高橋遥と入れ替えながら一軍でどんどん使っていけばよいと思います。
今年は二軍で一年間しっかりローテを守るというのを目標にしてほしいと思っていましたが、高橋遥とともにうれしい誤算ですね。
本調子になってきた球児
今日は4点差の場面で10日ぶりの登板となりましたが、150km/hオーバーの直球および変化球のキレもよく、2回を見事なピッチングで0封してくれました。セットアッパーのマテオ・高橋聡がコンディション不良で二軍調整中ですので、7回は岩崎ともう一人ほしかったところですが、今日の内容であれば7回は球児と岩崎の使い分けでまったく問題ないでしょう。モレノにも期待したいところですが、今日の内容であればしばらくはビハインドのロングリリーフから調子を上げていってほしい感じですかね。
気温も上がってきたことでいよいよ本領発揮の予感です。本来であれば石崎に入ってほしいのですが、早く二軍で調子を上げて、一軍復帰してほしいところです。
まあ、現状尾仲、岡本の新戦力がしっかりとビハインドの役割は果たしてくれていますので、じっくりと調整してほしいと思います。マテオ・高橋聡・石崎が復調してくれば、リリーフ陣は磐石でしょう。
形になってきた打線
昨日は12安打で9得点と、ここのところ二桁安打が増え得点力が増してきました。まあ打線は水物なので今後も低迷する時期は来るのだと思いますが、今点が取れているのは理に適った打線を組んでいるからでしょう。
打撃は疲れが出てきたものの出塁力は高い植田、相変わらずいやらしい打者の糸原のリードオフマンを福留・糸井の主軸で返すという形がはまっています。
本来であれば上本・鳥谷の高出塁コンビのどちらかがリードオフマンにおさまるところですが、怪我と不調では仕方なし。そこに新戦力の植田と糸原がきっちり入ってくるところが、相変わらず阪神は遊撃手に困らない伝統が続いていますね。
そして大きいのが、半ば賭けの形で昇格させた中谷がしっかりと仕事ができているところ。ロサリオ・大山・高山が不調で、クリーンアップを打たせる打者がいなくなっていた中で、中谷は最後の希望でしたが、活躍する可能性は2割くらいに見ていました。しかしながら、まあ分からないものですね打撃というのは。二戦目で初安打を放つと、三戦目はサヨナラ安打、四戦目は先制2ランと、いい形で調子に乗ることができています。
ただ中谷はスランプが長いこともあるので、今後も安心はできないのですが、中谷の活躍に呼応するように当たりだしてきたのが大山。二戦連続猛打賞でようやく1割病から脱却できました。引っ張り打球も出ているので、いよいよやりたい打撃ができてきたかなという印象ですね。大山がしっかりと安定した打撃を残せるようであれば、中谷がスランプになっても代わりに5番に入れることができるので、この復調も非常に大きいですね。
そして、7番に下がったロサリオ。野上から本塁打を打っているとはいえ、スタメンから外さず7番に据えたことは評価したいと思います。いかに中谷・大山が調子を上げてきたとしても、やはり優勝争いをするためにはロサリオの力は必要です。
今後交流戦に入ってくるので、指名打者ロサリオ、一塁原口の形で交流戦終了までの間で併用しリーグ再開後の戦い方を見据えることもできますので、6月一杯はロサリオは我慢してほしいと思います。
控え選手も活躍!
昨日は大量点を取ったことで、控え選手にも出番が回ってきましたが、江越内野安打、山崎憲が移籍後初安打初打点、熊谷がプロ入り初安打、ついでに板山もしっかりと四球を奪うとそれぞれしっかりとアピールをしてくれました。
本来であればここに俊介・西岡・高山が入っているところですが、一軍選手が二軍調整中に控え選手がしっかりと活躍してくれるというのは、選手層を厚くするためには非常に重要、その観点ではそれぞれ結果が出たことはチームとして非常に大きな意味があったと思います。
大山復調に伴う鳥谷の処遇
大山が上昇傾向にあるので、いよいよ鳥谷二軍調整をさせたほうがよいと思います。これは鳥谷をディスっているのではなく、今の代打起用を続けていても鳥谷の調子が戻るのは難しいと思われるからです。やはり打席を与えて調子を整えていく選手。調子の悪いまま代打で出場してもなかなか調子を取り戻せないでしょう。
今、大山、糸原、植田の内野手ががんばり、山崎憲、熊谷がくらいついている間に、二軍でしっかりと調子を取り戻してほしい、そう願うものです。
ラ米の虎の予想では、糸原・植田は必ずどこかで疲労から調子を落としていくと思います。その際にカバーしてほしいのはベテランの鳥谷・西岡と北條、上本の4人。西岡はすでに調整中ですが、現状調子のよい北條と入れ替えで二軍調整をしてもらい、交流戦明けからバリバリのレギュラー戦力としてチームに戻ってきてほしい、長い目で考えるとその方がチームのためになると、ラ米の虎は考えます。
最後に
ということで、最高の結果で交流戦を迎えることができました。首位広島は中日が頑張って勝ち越してくれたおかげで、これでゲーム差は4です。ラ米の虎的には交流戦前に5ゲーム差、交流戦後に3ゲーム差で、交流戦明けの広島戦に望んでほしいと思っていましたが、いいポジションで交流戦に入ることができます。
いずれにせよ、優勝を狙うためにはロサリオ・藤浪・マテオの復調が必須、そして高山・西岡・俊介・鳥谷の1割病患者、高橋聡・石崎の復調が望まれます。上積み要素はまだまだあるので、この戦力の中でよくやっているほうだと思います。
くどいようですが、とにかくロサリオ・藤浪・マテオ、この三人をどのように戦力化するか、ここに今シーズンはかかっているので、引き続き粘り強くチーム一丸となってサポートしてほしいと思います。
明日は交流戦の展望を書いてみたいと思います。
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