阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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春季キャンプ第4クール感想とメンバー予想(2/19) 野手編

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます。

春季キャンプ第4クールが終了しました。球児が胃腸炎でリタイアしましたが、それ以外はき大きな怪我がなく、他球団の離脱情報を見ていると本当に阪神のトレーナー体制はしっかりしているなと感心させられます。引き続きこのまま最後までキャンプを走り切ってほしいですね。

第4クールは楽天・日ハムと練習試合、そして実戦形式のシート打撃がありました。楽天の1.5~2軍選手相手にボロ勝ちしたのですが、1軍級の投手が出てきた日ハム戦は一転無得点でしたね。昨日の記事でも触れたとおり、基本的に今の時期は投手有利、得点はなかったもののヒットは7本出ており特に悲観する内容ではありません。むしろ、レギュラー選手が多く出ていた日ハム相手に完封した投手陣を褒めるべきでしょう。

そして、ベテラン選手たちもシート打撃に登場し、それぞれ順調な調整ぶりを見せてくれ、安心しました。岩田と青柳がいま一つだったのが残念ですね。青柳は安芸行きの報道も出ています。ローテ候補は順調に調整しているものの、長いシーズンを戦う上では8名くらいの計算できる投手がほしい。今のところ順調なのがメッセ・秋山・能見・藤浪・岩貞・小野で後2枚くらい出てきてほしいところです。

候補としては結果を残している才木に加え馬場・青柳・岩田・横山・竹安らへんなのですが、青柳・岩田はいま一つ、横山・竹安も安芸の実戦で結果が出ていないことから、先発投手陣の選手層という観点では不安がまだ拭えない状況です。

ということで第4クールの感想をキャンプ前の注目点に沿ってみて生きたいと思います。

注目点を書いた以前の記事は以下ご参照ください。

 

 

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野手

ロサリオは前評判とおりの実力か

楽天戦でまたホームラン(笑)しかも右方向に完璧な打球でした。右方向への対応を見たかっただけに大きな安心材料です。藤平のすばらしい投球に始めて三振を喫しましたが、全般的にボールの見極めがよく、選球眼の観点でもなかなか期待できると思います。

後は、以前の記事でも書きましたが、内角で体を起こされ、外の変化球・落ちる球の日本の配球にどこまで対応できるかですね。早くこの攻め方をされて課題を見つけた上で調整を進めてほしく思います。

ここの対応がうまいようであれば、いよいよ本当に信じられるかな(笑)

 

大山の二遊間守備が平均レベルに達するか

三塁にコンバート決定済みにてこの注目点は終了です。

                                                                                                                

原口が捕手として復活できるか

原口は相変わらず打撃では結果を残し続けています。

捕手の守備もリード面、捕球面で大きな穴も見られず及第点かと思います。唯一の懸念点はやはり送球の力強さがありません。梅野レベルとは言わずもどこまでここが改善されるかが出場機会を左右すると思いますので、今後の実戦で普通には送球できる姿を見せてほしいと思います。

梅野と坂本が打撃で結果が全然出ていないだけに、今年はまだまだ捕手は併用かなというのがここまでの感想です。勝負手として打撃型の原口を使えることは戦略上大きなオプションになると思いますので、見方投手との愛称、相手チームとの兼ね合いを見て、夫々うまく起用してほしいと思います。

 

遊撃手争い、誰が成長を見せるか、西岡は復活するか

北條が調子を上げてきたことにより、依然混沌としていますね。糸原は第4クールMVPの活躍、植田はセンター前ヒットを二塁打に、西岡もシート打撃で高橋聡から本塁打と打撃面では夫々よいところを見せています。

ということで、打撃面に関しては夫々期待できるものがあるので、おそらく決め手は守備が安定している選手ということになるかと思います。植田がこの中ではポテンシャルが高いですが、安定感というところではまだまだ。実戦でも大和であれば取れた打球を捕球できず、安打にしてしまいました。

後は打順との兼ね合いですね。1番・2番・7番という打順になると思うのですが、1番であれば北條・糸原・西岡、2番であれば植田・糸原・西岡、7番であれば北條・糸原といったところですかね。

ネット上ではすでにスタメンをどうするかが話題沸騰していますが、遊撃手がある程度見えてこないことにはなかなか判断しづらいので、ラテンアメリカの虎では現状スタメン予想は控えています。

ただ、金本監督の中では2番遊撃手構想なのかなと思います。2番打者もできれば固めてほしいのですが、恐らくこの4人の争いであれば体力や怪我のしやすさや調子の上下等も含め、シーズン通して固定しきれる感じには今年はならないのかなと思います。それであれば、一番上位打線の中でいじりやすい2番打者をこの4人で調子がいい選手で回していくのかなと予想しています。

あと熊谷が安芸行きのようですが、スイッチ挑戦に加え守備面もポテンシャルはあるもののまだまだ鍛えるところが多そうなので、出場機会が限られる宜野座にいるよりも安芸に行き基礎体力面から鍛えるほうが本人のためにもなるかなと思います。

 

天才高山の覚醒はあるか

実戦で徐々に安打が出始めてはいるものの、まだ凡退の打席の内容がよくなく、特に選球眼に改善が見られません。基本フリースインガーなので、カウントを作ったり粘ったりすることは求めないのですが、せめて明らかなボール球は見逃せるようにならないと、打率も出塁率も上がらないでしょう。

他の選手が調子がいいのであせりもあるかもしれませんが、必ず開幕までに不調の時期は訪れますので、そこできっちりと状態を上げてきてほしいと思います。

 

ラッキーボーイは出てくるか。特に江越と陽川

楽天選で本塁打を放った江越陽川、ぎりぎり首がつながっている感じです。ただし打席での内容をみると陽川の方が一枚上手ですかね。

江越に関しては以前の記事でも書きましたが、スイッチ挑戦により全面的に打撃を見直している最中です。まだまだ結果は出ていませんが、今年一杯かけて打撃を改善するくらいの気持ちで長い目で見守る必要があるでしょう。伊藤隼や緒方が2軍で調子がよいようなので、キャンプ後にでも入れ替えはあるかもしれませんね。

島田は引き続きよいものを見せていますね。日ハム戦で2回盗塁を刺されましたがこれも勉強でしょう。走り方やスライディングの技術的な部分に課題があるようですが、打撃で非凡なものを見せているので、島田に関しても無理に一軍の代走・守備固めで出場機会を奪うのではなく、今年1年はファームで走攻守すべてを鍛え、大きく育ててほしいですね。

 

横田はどの程度回復しているか

安芸組みが春野の西武戦で遠征している機会を使って、ついに屋外でのフリー打撃を再開しました!思ったよりも順調な回復なようで、非常にうれしく思っています!

左の主軸候補が少ないだけに、横田にはぜひ復活してほしいですね!のんびり待っています。

 

開幕スタメンレース(2/19)

 

ということで春季キャンプ第4クールを終えた後の、開幕スタメンレース状況の更新です。青塗りが変更点です。

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  • 確実:首脳陣も明言しており開幕スタメン確実の選手
  • 有力:実績から見ても恐らくスタメン入りする選手
  • 挑戦:開幕スタメン入り挑戦権を持っている選手
  • B.U.:バックアップ。まずは挑戦権を獲得する必要あり
  • 育成:育成中心の選手
  • リハビリ:まずは怪我を治し万全にしましょう
  • (*)各枠の中で3段階あり

 

  • 地味ながら安定感のあるパフォーマンスを出している長坂を1ノッチアップ
  • ロサリオはいい加減、確実の1番左にしました(笑)
  • 楽天戦3安打の大山を1ノッチアップ
  • まだまだ勉強が必要もよいものを見せている島田を1ノッチアップ
  • 安芸の練習試合で結果を残している緒方を1ノッチアップ
  • 屋外でのフリー打撃を再開した横田を1ノッチアップ

 

最後に

 

ということで、第4クール感想の打者編でした。投手編はまた明日。