阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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紅白戦感想(2月12日)

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます。依然カーニバルで肝臓を傷め続けているラ米の虎です。

 

本日は昨日に引き続き実戦の紅白戦が行われましたのでその感想です。

梅ちゃんが一塁で出場していたものの打席に入っていませんでした。何か大事に至らなければよいのですが。。。

 

試合結果 

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投手陣

ここまで先発候補の藤浪・岩貞・小野・才木が順調な調整をしているだけに、残りの候補の青柳・岩崎・馬場・岩田の登板を早く見たいなと思っていましたが、今日は青柳岩崎が登板しました。馬場も登板するかなと思ったのですが、まだ出てきませんね。まあ、ルーキーなので二神のように投げさせまくって怪我をさせるより、じっくりとプロの水に慣れていってほしいと思います。

 

順調な岩崎と秋山

秋山はロサリオに一発は食らいましたが、相変わらずの制球力で、糸を引くような直球をコーナーにばしばし決めていました。オフに若干スタイルチェンジをするといっていたので心配していたのですが、本人もこれまでで一番いい状態と言っており、ひとまず安心しました。

岩崎は点を取られはしましたが、直球の球持ちと威力は十分。岩貞・藤浪の復調により先発5枚目までが固まりつつありますが、果たして先発起用となるのか中継ぎ起用となるのか、今の段階ではまだ読めません。

まだまだキャンプ序盤なのでメッセ・能見の登板も含め、5枚目までの調子を見極めた上でもう少し後で決めても良いと思いますが、才木も頭角を現しつつあり、馬場・岩田・青柳・小野・横山・竹安で6枚目としてある程度計算できそうであれば、中継ぎに戻したほうがよいように思います。高橋聡もだいぶ年が行っているので。

 

相変わらずの青柳

変則フォームから非常に力強い球を投げ込む青柳。制球・フィールディング・対左・立ち上がりと投手の課題の総合商社のような投手なのですが、それでもある程度一軍で結果を残しており、いつか大化けするんじゃないかと投手の江越枠のように期待しているのですが、今日の登板は相変わらずでしたね。。。

立ち上がりいきなり島田にヒットを打たれると制球が定まらず3失点。球自体の力は悪くないと思うのですが、やはり対左と制球力の課題が相変わらず解決されていない感じでした。

右打者への投球はよいものがあるので、もう左の強打者がいない巨人専用機みたいな感じでもいいかもしれないですね。対広島は論外、中日も大島・京田と足でやられそう、横浜も左打者がバランスよくいるし、ヤクルトも青木が復帰して、川端・坂口・雄平と怪我なしで揃えばいるので、ローテの谷間で得意の巨人戦に向け投げさせるというのが今のところ一番有効な使い方のように思います。

今の状態では先発ローテ競争からは一歩後退かなという印象です。

 

可もなく不可もなくの中継ぎ陣

中継ぎ候補の島本・松田・石崎が登板しました。

島本は北條にホームランを打たれましたが、制球・キレともに今一つの印象。変化球も直球もおじぎしたりいいコースからちょっと外れちゃうんですよね。まあ甘く入ったり、まったくストライクが入らないよりはいいんですが。

松田は1イニング目と2イニング目でまったく違う投球。1イニング目はいつもの決め球に欠きピンチを招く松田だなという感じでしたが、2イニング目はカーブでカウントを整え、ストレートで打ち取るコンビネーションが効き、大山から三振を奪ったストレートは見事でした。やはり安定感が課題ですね。

石崎は前回登板のときも思ったのですが、直球が走ってないですね。。。威力はもちろんあるんですが、この時期の直球に目が慣れていない打者との対戦において空振りが取れていない。変化球にはまったく特徴がないだけに、直球のキレが生命線。まあ、もう少し暖かくなれば急速も上がってくるとは思いますので、今の段階では可もなく不可もなくということで。

 

野手陣

ロサリオ/打てば打つほど不安になる(笑)

また打ちましたね(笑)。もう弱気な暗黒ファンとしてはこの時期に打たれると不安で不安で仕方なしです(笑)。ホームランを打った球は外角の甘い直球だったのですが、注目すべきは二打席目。相手は左投手でしたがしっかりと外角の球も見極め四球を選びました。見逃し方も落ち着いた感じだったので、一つ安心材料です。次は右投手の外角変化球と落ちる球への対応を見たいですね。とにかく早めに厳しい球を経験し、キャンプ・オープン戦中に課題があるようであれば対応してほしく思います。

 

真弓氏の中谷に対する注文

糸原、大山、中谷、原口といったところは相変わらずいい調子です!

一方で中谷は解説の真弓氏から色々と注文が出ていました。まずチャンスの場面で待っていない球を無理やり打ち凡退した場面、シーズン中にも良く見られた軽い打撃ですね。また最後のセンター前ヒットも難しい球を初球から狙いに行く場面ではないと。打撃技術というよりは配球の読みや待ち球をどう考えるかという頭の問題ですね。さすが打撃指導には定評のある真弓氏という感じですね。この辺が中谷に安定感のない所以でしょう。ただあんまり考え出すとバットが出てこなくなる気もするので、徐々に改善してほしいですね。

 

背水の陣組みの逆襲

そして、本日ようやく結果を出したのが、北條・高山・陽川・江越の背水の陣組み。揃って活躍しましたね!

まず北條はホームランの打席はもちろんのこと他の打席もよい打球を飛ばしており、ようやくタイミングが合ってきたかなと。西岡・植田・糸原にリードされている遊撃手レースですがまだまだ分かりません。

高山は内角高めをライト前ヒット。正直不細工な打撃フォームだったのですが、本人は一本出て安心したのか喜んでいましたね。これをきっかけに調子を上げていってほしいです。

陽川は2安打、凡退のライトフライも良い当たりではあったので、ひとまず安心したでしょう。課題は一流投手が出てきた際の外角変化球への対応。首はつながっているので、秋季キャンプで見せたよいところを、実戦でどんどんアピールしてほしいですね。

そして、江越。相変わらず三振ばかりでしたがついに左打席でヒットが出ました!それも結構鋭い。まあ今日の相手が圧倒的に左が苦手な青柳だったので、参考にもならないかもしれませんが、本人としてはうれしいでしょう!

現状上記4選手はレギュラー争いから一歩後退していますが、まだまだキャンプも前半、これからいくらでもアピールのチャンスがありますので、粘り強く喰らいついていってほしく思います!

 

最後に

 

安芸でもハンファと練習試合が行われたようですね。打者陣は1点しかとれなかったようですが、中堅どころが多いので格下相手にはしっかりと結果を残してほしいですね。

伊藤隼がよかったようですが、もともと一軍の代打で計算できる選手、他の選手にもしかっりアピールして沖縄に呼びたいといわせるくらいの活躍をしてほしいですね。

投手陣は福永谷川がよかったとのこと。これからの積み重ねですから、これからもあるキャンプの実戦でしっかりとアピールしてほしいと思います。

 

本日もご覧頂きありがとうございました!

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