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ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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阪神タイガース 選手名鑑2018 内野手編③

3皆様いつもご覧いただきありがとうございます!

キャンプも3日目、投手もフリー打撃に登板するなど徐々に対戦練習も増えてきましたね。

前回、基本的に毎日更新すると宣言してしまったので、勢いに乗って3日連続投稿です!どこまで続くことやら。。。

 

さて本日も前回に引き続きラ米の虎的選手名鑑第11弾です!

今回は内野手編第三回になります。

見方は以下の通りです。

①投打 ②身長/体重 ③2018年満年齢 ④入団年 ⑤年数 ⑥経歴 ⑦2017年成績(Wはウエスタン)

投手編は既に完成しておりますので、よろしければ下記リンクご覧ください!

www.latim-tiger.com

 

#49今成亮太

①右左 ②178cm/80kg ③31歳 ④2012年外 ⑤6年 ⑥浦和学院-北海道日ハムファイターズ ⑦W106試合 打率:.246 / 本塁打:6 / 打点:38 / 盗塁:2 / OPS:.668

「小掛布」。2012年のシーズン途中に若竹との交換トレードで阪神に移籍。移籍当時はまだ捕手であり、同年60試合に出場し素晴らしいバットコントロールで打率.292を記録し、日ハムさんありがとうございます!という感じだった。

翌年は捕手以外でのポジションでも起用(主に外野手)、翌2014年は高代コーチの進言により捕手登録のまま三塁手にコンバートされ、天才的なセンスで三塁守備をものにし、準レギュラーの座を確保した。特に天敵の前田健と黒田に強く、2013年はマエケンから9打数5安打、2015年は黒田から11打数4安打と活躍を見せる

しかしながら、2016年の金本政権になり若手優先起用の方針から出番が激減。2016年こそ82試合に出場したが、2017年は鳥谷の三塁手コンバートに伴い、守備固めのニーズがなくなったため、まさかの一軍出場0となった。またマエケンの大リーグ移籍、黒田の引退に伴い、対広島キラーとしてのニーズもなくなってしまった。

バットコントロールが非常によく、天性のバッティングセンスがあると思うのだが、なにせチャンスに代打起用すると全く打たない。甘い玉を見逃し追い込まれたところで外角高めの直球つり球を空振り三振するシーンを何度見たことか。観戦しながら「今成打つなりー!」といつも叫んでいたが、決まって「駄目なりー(涙)」で終わってしまう。

三塁手のポジションは過去と異なり鳥谷→大山→陽川に加え北條・糸原と今成より優先起用される選手が増えており、昨オフから話題といえばチームメートだった糸井のこと、ファン感謝祭の物真似くらいしかなく、そろそろ後がない。

左打者が少なくなっており、三塁守備も一流なのでまだまだ首は繋がるだろうが、左の代打1番手・鳥谷休養の為の守備固め・第三捕手くらいのポジションを確保すべく、頑張ってほしい。

 

#55陽川尚将

①右右 ②182cm/84kg ③27歳 ④2013年3位 ⑤5年 ⑥金光大阪-東京農業大 ⑦12試合 打率:.167 / 本塁打:1 / 打点:1 / 盗塁:0 / OPS:.544

2013年ドラフト3位で入団。高卒時は巨人に育成ドラフトで指名されたが、入団拒否。この入団経緯からも応援したくなってしまう。

入団後は怪我も多く、1/2年目は殆ど結果を残せなかったが、3年目は三冠王も目前だったウエスタン二冠王、一軍でも2本のホームランを記録し、特にDe今永から打った甲子園バックスクリーンの打球の飛距離は驚愕させられた。翌2017年も二軍では打ちまくり、二年連続二冠王を獲得、一方で一軍では外角変化球への対応の課題を解決できず、目立った成績を残せず、森田以来の二軍の帝王へまっしぐらである(泣)。

パワーは間違えなくチームトップクラス。一方で、江越とも共通し一軍で出場すると球の見極めが悪く、脅威の三振率。二軍レベルの投手ではもうやることはないと思が、問題はどう一軍の投手を打てるようになるか。

秋季キャンプでは、紅白戦では才木の直球をバックスクリーンに、藤浪の直球を左翼に、そしてLG戦では右中間に特大ホームランをぶちかまし秋季キャンプMVPを獲得。浜中コーチ談では「去年は一軍に上がった際は考えて打っていなかったが、今年はようやく考えているというのが見えてきたとのこと」とのことだが、それを考えるように指導するのがコーチの仕事ではないのですか()

気持ちよく柵越えを連発するフリー打撃から、ゴロやライナーの打ちポイントを確認する作業をキャンプで実施しており、確かに意識の変化は目に見える。守備が下手なだけにとにかく生き残るためには打ちまくるしかない。

一塁はロサリオ・原口、三塁は鳥谷・大山、左翼は福留・中谷・高山と超えなければいけない壁は非常に多いが、ロサリオを除き特にどの選手も絶対的レギュラーという成績でもないので逆転のチャンスは十分ある

ひょっとしたらひょっとするかもしれないので、期待しないで期待しようと思う。

 

#58荒木郁也

①右左 ②183cm/69kg ③30歳 ④2010年5位 ⑤8年 ⑥日大三-明治大 ⑦49試合 打率:.118 / 本塁打:0 / 打点:0 / 盗塁:4 / OPS:.328

2010年ドラフト5位で入団。狙って盗塁をできる俊足が武器の選手で、東京六大学時代はリーグ戦通算71試合出場、255打数72安打、打率.282、2本塁打、31打点、36盗塁を記録。熊谷よりだいぶ成績がいいですね()

入団から4年間は殆ど一軍出場がなかったが、2015年楽天戦でスタメン出場すると、猛打賞・3四死球・2盗塁と大活躍し、ヒーローインタビューとなった。

2016年・2017年は主に代走や一塁守備固めで一軍帯同しバイプレーヤーとしてまあまあ試合に出るようになってきた、と思ったらもう30歳ですね。。。。本当に育成が遅い。。。

イケメンなのだが、それもあってか本当に地味中の地味な選手。打撃は余り期待できないが、このタイプの選手にしては長身なので一塁守備固めは堅実、一番の武器は代走に出て狙って盗塁ができる足。2018年は金本監督は代走を二枚置きたいとの考えを持っており、その枠は植田およびルーキーの熊谷・島田と争うことになると思うが、チャンスではある。

そのチャンスを生かすためにも遊撃手までとはいわないが、せめて二塁の守備固めはしっかりできるようになってほしい。一塁・二塁の守備固めと盗塁ができる代走として機能すれば、ロサリオヒット→荒木代走→一塁守備固めという流れができるので、自分の居場所を確保してほしい。年齢的に森越・山崎がライバルになると思うが、二塁守備が安心して見られれば脚のある荒木は有利、逆に守備ができないと、代走だけでは熊谷・島田を獲得しただけに生き残りは厳しい。

日大三高→明大と直系の後輩である高山からドラフト指名後挨拶がなかったらしいが、今の地味さでは知ってもらえてなくても文句は言えない。今年は頑張って目立ってほしい!

 

#62植田海

①右両 ②175cm/70kg ③22歳 ④2014年5位 ⑤4年 ⑥近江 ⑦13試合 打率:.278 / 本塁打:0 / 打点:0 / 盗塁:1 / OPS:.594

2014年ドラフト5位で入団。堅実な守備と50m5.8秒の俊足が武器

ルーキーイヤーから二軍では積極的に起用され、二年目には足を生かすべくスイッチヒッターに挑戦。2016年は二軍打率こそ.168に終わるものの、12盗塁を全て成功させ、レギュラーシーズン最終戦に代走として出場、残念ながら盗塁成功とはならなかったが、高卒2年目で早くも一軍を経験。オフシーズンにはU-23日本代表に選出され大会の盗塁王を獲得

2017年は春季キャンプに一軍抜擢されると、後半戦に一軍登録。主に代走や守備固めで出場し、左右の打席で安打、プロ入り初盗塁も記録するなど、順調な成長曲線を描いている。

打撃はまだまだ力不足、守備もポテンシャルはあるもののまだ安定とはいえないが、この選手はとにかく足が速い。どの試合だったか忘れたが、浅いライト前ヒットで相手右翼手が完璧なバックホームをしたにもかかわらず、二塁走者植田は楽々のホームイン、この足は間違いなく武器になる

まだまだ守備のぽかは多いが、守備のポテンシャルでいえばどの遊撃手候補よりも高い。守備の安定とともに、打撃が安定してくれば、「走れる大和」、「内野版赤星」の誕生も夢ではない。北條がもたもたしている間に、がつっと捲くってもらっても一向に構わない!

同タイプの熊谷が入団し早速スイッチへと挑戦しているが、お互い切磋琢磨し、近い未来の遊撃手争いを高いレベルで展開してほしい。一方で、打撃面でまだやることがあるのであれば、無理に代走要員として一軍帯同させ打席機会を奪わずに、二軍でじっくりと今年一杯は育成に充ててほしい。

すでに入団4年目となるが、ここ3年高卒野手を採ってこなかったせいで、いつまで経っても野手最年少。Twitterでの「今年もか」のつぶやきには悲壮感が漂っていた。

 

#93西田直斗

①右左 ②186cm/82kg ③25歳 ④2011年3位 ⑤7年 ⑥大阪桐蔭 ⑦W69試合 打率:.219 / 本塁打:1 / 打点:17 / 盗塁:0 / OPS:.587

名門大阪桐蔭からドラフト3位で入団。当時はまだドラフト候補選手に余り詳しくなく、「西田?誰?一塁手?」という感じだったが、まあ多くの一流打者を輩出している大阪桐蔭産で中位指名ということであれば活躍は間違いないだろう、と期待していたが、今のところ期待を裏切られている()

高校時代は巧みなバットコントロールが持ち味で、長打力もついてきたとの評価だったので、将来はM/福浦みたいな感じになるかなと思っていたのだが、なかなかうまくいかないものである。それにしても、大阪桐蔭出身の野手はM/西岡・F/中田・L/森はドラフト一位だったからまだしも、L/中村剛、L/浅村と中位指名選手でも順調に成長したのに、何故阪神では成長しないのだろうか

ルーキーイヤーから遊撃手にコンバート、積極的に起用され、71試合に出場、打率.237と高卒ルーキーとしては及第点の成績を残し、翌年は春先から3割を打つなど順調な成長を伺わせたが、その後全く伸びず、二軍でも常時打率2割前半、長打力も伸びず、遊撃守備も伸びず、かといって足が速いわけでもなく、全く特徴のない選手になり2016年には育成落ちとなってしまう。一塁手を遊撃手にコンバートするなど無理があるんじゃないかなと思っていたがやはり無理があった。

翌2017年は、春先打撃が好調だったこともあり支配下登録選手へと復帰したが、前年の田面・原口のように即一軍起用とはならず、やはり例年通りの二軍成績で終わってしまう。

巧みなバットコントロール、守備はうまくはない、足も速くない、長打力はないと、「小今成」と呼びたくなってしまうような選手なのだが、自分がどのような選手になろうとしているのか今ひとつビジョンが見えてこない。足はこれから速くならないだろうし、遊撃守備はポテンシャルの高い自分よりも若い選手がいるのだから、唯一の長所である巧みなバットコントロールで勝負するしかない。

いつまで経ってもマッチ棒のような体格が変わらないのだが、それこそ金本監督よろしく必死の筋トレでパワーをつけ、S/川端のようなチームに不足している左の中距離打者の二塁・三塁手を目指すべきではないだろうか。

藤本二軍コーチには「来年一軍で活躍しそうな選手」に名前を挙げてもらったが、この期待に応えられるように頑張ってほしいとともに、ファンに嬉しい誤算を味わわせてほしい。

最後に

本日もご覧頂きありがとうございました!

明日は第一クール総括をしてみたいと思います。

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