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ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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祝球春! 阪神タイガース2018年メンバー予想 投手編 (2/1時点)

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます&球春明けましておめでとうございます!

いよいよキャンプインですね!編成の終わった12月終わりから、1月は多くのプロ野球ファンにとって暇な時間となりましたが、いよいよ今シーズンを占う上で大事な春季キャンプが始まりました。

幸い大きな怪我やリハビリをしている選手は横田くらいで全体的に順調にキャンプインとなったことが、まず安心材料ですね。巨人はドラ1さんがいきなりリハビリスタートになってしまったようですが(笑)。

球春と意気込んでみたものの、実はキャンプの始めの方はまだまだ調整段階で、あまり面白いニュースも聞こえてこないのですが、ロサリオが早速フリー打撃をしたようですね。さっそくデイリーでは「柵越え14本、140メートル弾!」と紙面を飾っていますが、現段階では順調だと思いますが、評価はもう少し後でしょう。

見た感じは素直なバッティングフォームだなと感じたのですが、そう感じたキャンベルもロジャースも結果が出なかったので、素人の自分のバッティング評価は信じないことにしています(笑)。

よいニュースとしては金本監督がロサリオに対して「スイングに力がある、少々打てなくても我慢して使おうという気持ちにさせてくれる」と、ヘイグ・キャンベル・ロジャースの時には見られなかった発言をしており、これまでのように早期見限りとならないことが期待されます。

 

さて、本日は前回に引き続きキャンプイン時点でのメンバー予想の投手編です。野手編は以下リンクご参照ください。

www.latim-tiger.com

 特に先発陣と野手はレギュラーが固まっておらず流動的な部分があり、これからキャンプ・オープン戦を通じ評価が変わっていくと思いますし、シーズン中も今シーズンにおいてはまだ流動的な部分が多くなると思いますが、金本政権3年目となる今期、徐々に固定できるメンバーを増やしていってほしいですね。

一方で、金本政権3年目となる今期、徐々に固定できるメンバーを増やしていってほしいですね。長期的な視野に立って考えるとやはり、投手・野手ともに若手選手にはレギュラーの座をシーズン通じて徐々にベテラン選手から奪い取ってほしいと思います。 

では早速いきましょう。

 

先発投手

昨年は期待していた藤浪・岩貞が結果を出せず、秋山が台頭してきてくれましたが、能見もシーズン通してローテを守ったものの規定投球回達成できず、一番の不安箇所であります。しかしながら、頭数だけ数えるとローテ入りできる可能性のある選手は多くおり、誰が出てきてくれるか非常に高いレベルでの競争が繰り広げられることが期待されます。

 

一軍ローテ投手予想

 

1.メッセンジャー、2.秋山、3.藤浪、4.能見、5.岩貞、6.小野

 

一軍ローテーション投手。大体プロ野球は3連戦x2が多く6枚必要となるのですが、どの球団をとっても規定投球回数に達するのは3人程度、4人いると多いレベルなので、理想は貯金を作れシーズンを通しローテを守れる先発3本柱、貯金は作れないが試合を作れる投手2、+谷間投手と考えています。

まあ何の変哲もない予想なのですが、まずはこれまでと去年の実績と秋季キャンプでの評価から予想しています。正直2番手以降は秋山の二年目のジンクス、藤浪の復調、能見の劣化、岩貞の復調、岩崎の再コンバートと不安要素しかありません。メッセンジャーしか安心して見れる先発がいないのですが、メッセンジャーも年齢が気になるところではあります。

オフにF/Aで3-4番手投手が取れていればよかったのですが、Bクラスということで野上はスルー、藤浪・岩貞の復活、そして若手投手の台頭が期待されます。

 

二軍ローテ投手予想

 

1.岩崎、2.青柳、3.岩田、4. 馬場、5. 竹安、6.横山

 

二軍も試合数の増加により一軍と同じくらいの先発選手の数が必要となります。二軍ローテに入る選手は基本的にいつ一軍で登板してもおかしくないレベルの投手で、谷間や主力の不調・怪我の際に学徒動員しなくてよいように、一軍6枚目も含め5枚ほどいると安心です

現状、6番手予想の小野と中継ぎ再転向の可能性もある岩崎も含めると7になり、面子を見るとなかなかの名前が揃っていますが、青柳・横山にはそろそろ一軍にローテ投手として定着してほしいところです。

キャンプ前の状況から言うとメッセンジャー以外の一軍2番手以降はローテを守れない可能性も十分にあり、結果さえでればいつでも一軍ローテを狙える状況にもあり、是非殴りこんで行ってほしいと思います。

個人的には能見に年齢的な不安があるので、横山にそろそろ世代交代できるよう頑張ってほしいところです。

 

育成先発投手

 

1.才木、2.望月、3.呂、4.高橋遥、5.浜地

 

基本的には二軍ローテで常に投げ一軍昇格候補としての期待ではなく、将来のローテ投手として体力作りや課題の解決を中心に行ってほしい選手です。ここも左右ともに楽しみな投手がそろっていますね。育成選手ではあるものの、実力が上がってくれば二軍先発機会も多く与えてほしいと思いますし、一軍昇格候補の調子が上がらない場合は一気に一軍昇格まで狙いに行ってほしいと思います。こちらも5枚ほどいると将来が安心な感じです。

この中で才木は宜野座キャンプに招集されていますが、望月が怪我をしたことも考えると、体作りが終わるまでは無理使いはして欲しくない所。

一軍候補メンバーの中でどこまで通用するかぎりぎりまで頑張ってほしいですが、基本的には高卒二年目の今年はファームで1年間ローテーションを守り、中盤から後半戦の投手がへばったところでセンセーショナルな先発デビューを飾れればいいかな位に思っています。

 

ということで、先発投手陣は三本柱x3、4/5番手x2、谷間候補x5、育成候補x5の15枚程度が、二軍での当番機会も考えるとちょうどいいかなと考えているのですが、現状17人います。左投手が若干不安ではありますが左右のバランスもよしです。

ただし、岩崎は先発挑戦するものの中継ぎに戻す可能性もあり、新外国人の呂は今年は育成かつ、外国人枠の問題で一軍登板機会が限られることから、今年に限っていえば先発陣は丁度よいバランスということになるかと思います。

一方で、先述したとおり、複数年で続けて結果を残しているのはメッセンジャーのみであり、現状の先発陣は正に素材の状態。美味しい生肉はいっぱい揃っていますが、これを食べられる状態にできるかは、首脳陣の手腕及び本人たちの成長にかかっています。広島も前田健太、黒田が抜け先発投手陣に不安がありましたが、野村・大瀬良・薮田・岡田・中村祐と彼らの離脱をカバーする選手が毎年出てきていますので、今の状況は不安ですが悲観する状況ではなく、高いレベルでの先発ローテ争いを繰り広げてほしいと思います。

 

開幕ローテレース(2/1)

上記では開幕時点での最終形を予想しましたが、当然ローテ予想にも、ローテ入り確実な選手と競争に勝ち抜かなければいけない選手がいます。ということで、現在の各投手の立ち居地をプロットし開幕ローテレース状況を作ってみました。

左に行けば行くほど開幕ローテに近づいてきます。同じセルの中でも左寄りの選手は、左側のカテゴリーに上がる可能性があり、右寄りの選手は右のカテゴリーに落ちる可能性があるということになります。

黄色塗りは確定していない箇所です。開幕までにここをどんどん埋めていってもらう必要があります。

f:id:latintiger:20180201221500p:plain

確実:首脳陣も明言しており開幕ローテ確実の選手

有力:実績から見ても恐らくローテ入りする選手

挑戦:開幕ローテ入り挑戦権を持っている選手

B.U.:バックアップ。まずは挑戦権を獲得する必要あり

育成:育成中心の選手

リハビリ:まずは怪我を治し万全にしましょう

 

藤浪は過去の実績から有力入りですが、相変わらずの制球難であれば直ぐに挑戦枠に落ちるでしょう。カーショーとのトレーニングで直球のシュート回転の悪癖が改善したとの報道が出ていますが、実戦でどのくらい右打者の内角に投げられるかが重要なので、2月7日の紅白戦を注目したいと思います。

能見さんは4番手としては厳しくなっているので、5番手で有力ローテ入りにしています。

こう見てみると、挑戦投手が充実していますね。一人でも多く、左側に移り能見さんを6番手または控えにおいやるくらいの成長を見せてほしいと思います。

安芸スタートの竹安、怪我明けの横山も万全になればバックアップから挑戦枠に移行する可能性を秘めており、ローテ争いは不安でもあるものの誰が出てくるか非常に楽しみでもあります。 

 

中継ぎ投手

中継ぎ陣は先発陣と異なり、60試合登板クインテット、昨年リーグNo.1の救援防御率を誇り、タイトルも総なめしたことから、ある程度計算できる面子でスタートできるかと思います。ロサリオに第三捕手をさせ、中継ぎを8枚置くというプランもありますが、基本はロサリオの第三捕手など期待はできず、昨年通り7名でのスタートになるかと思います。

 

一軍中継ぎ投手予想

 

1.ドリス、2.マテオ、3.桑原、4.高橋聡、5.藤川、6.石崎、7.島本

 

一軍中継ぎ投手。基本的にはJFKよろしく抑えとセットアッパーで7-9回で3枚、勝ちパターンで2枚、敗戦処理2というのが理想なのですが、それを上回る面子ですね。

今シーズンもドリス抑え、マテオ8回、桑原7回、でいくかと思いますが、高橋聡、藤川、石崎もセットアッパーレベルにいるため非常に豪華な面子です。

唯一の懸念は年齢による衰えと昨年の勤続疲労になるのですが、人数も十分におり、崩壊した際は岩崎の再転向、二軍でも期待できそうなモレノもおり、バックアップ体制としては磐石です。個人的には世代交代の意味も含め年齢的に油の乗った石崎と岩崎の岩石コンビにセットアッパーに君臨してほしいのですが、岩崎を敗戦処理で使うというのはもったいないという気持ちも分かりますので、キャンプ・オープン戦で主力陣のパフォーマンスを見極めながら、岩崎のポジションを判断してほしいと思います。

岩崎の代わりには左腕が高橋しかいないということもあり、  一軍キャンプの抜擢された島本を暫定7番手に入れていますが、他投手にも十分チャンスはあると思います。

 

二軍中継ぎ投手予想

 

1.モレノ、2.松田、3.山本、4.榎田、5.伊藤和、6.尾仲、7.谷川

 

主に敗戦処理・ロングリリーフ枠での起用が予想される選手。二軍先発投手同様、一軍で起用してもそこそこ試合を作れるレベルの実力が求められます。面子をみてみると、他球団であれば一軍入りできるレベルの投手が多くおり、左投手が若干少ないですがこちらも先発投手陣に比べると磐石です。

敗戦処理やロングリリーフでの起用が予想されますが、中継ぎ陣の高齢化に伴い次世代セットアッパー候補の育成も急務です。恐らくモレノを二軍抑えで起用することになるかと思いますが、まだ年齢も若くポテンシャルも大きい松田・谷川・尾仲あたりは痺れる場面での登板が多く精神力が非常に求められるセットアッパーとして二軍でも起用し、逆に榎田・伊藤和・山本あたりはロングリリーフやワンポイントとしての起用をメインにするなど、一軍登板を見据えたメリハリのある起用をしてほしく思います。

  

育成中継ぎ投手

 

1.守屋、2.福永、3.藤谷、4.牧、5. 歳内(育)、6.石井(育)

 

基本的には年齢が若く、まずは体力作り及び課題を解決し二軍で安定した成績を残し、一軍への道を見つけてほしい育成中心の選手。ですが、基本的に若くポテンシャルの大きい投手は先発投手としての適正をまず見極めたいところなので、何年も経ってこのポジションにいるようでは厳しい立場に追いやられて行きます。守屋は4年目で今年25歳なのでぎりぎりのところですね。サイドスロー挑戦がうまく嵌ってほしく思います。

福永・藤谷は昨年そこそこ二軍で登板したものの目立った成績ではなく、2年目から勝負をかけて行ってほしいと思います。

面子的に見ると左腕投手が不足していますね。育成で石井を獲得し、今のところ良い評価のようですが、来年以降も育成でも下位指名でもよいので、左腕中継ぎ候補は増やして行ってほしいところです。

 

ということで、中継ぎ投手陣は抑えx1、セットアッパーx2、勝ちパターンx2~3の5~6が常時一軍、敗戦処理・ロングリリーフ枠で使える選手がとして8~9名程度育成枠として3~4名程度の18名程度が理想に考えていますが、今のところ十分な面子ですね。但し若手投手に限ってみるとの松田・島本が伸び悩み、谷川・尾仲が未知数、育成候補の面子も牧以外はボリューム感がないだけに、先発投手陣と比べると逆にプロスペクトの面子に不安が残ります

中継ぎ選手は即戦力もしくは先発調整→短いイニングなら通用するので中継ぎのパターンが多いので、育成選手を中継ぎから育てるのはよほど適正が見出されないと難しいのですが、来年以降のドラフト下位を中心に有力選手を獲得してほしいと思います。特に左腕。 

いずれにせよ、怪我をしてしまうと一気に競争から離脱してしまうので、まずは怪我に細心の注意を払いながら、開幕一軍の座をしとめられるよう切磋琢磨してほしいと思います。特に横山・松田・望月、期待しているので怪我には気をつけて!

 

開幕ブルペンレース(1/31) 

開幕ブルペンレースも先発投手同様に現時点での状況をプロットしてみました。

f:id:latintiger:20180201221541p:plain 確実:首脳陣も明言しており開幕ブルペン確実の選手

有力:実績から見ても恐らくブルペン入りする選手

挑戦:開幕ブルペン入り挑戦権を持っている選手

B.U.:バックアップ。まずは挑戦権を獲得する必要あり

育成:育成中心の選手

リハビリ:まずは怪我を治し万全にしましょう

 

先発に比べると非常に充実していますね。安芸組は全てバックアップに入れているので、挑戦権を持っている選手が現時点では少ないですが、練習試合や紅白戦の結果次第では挑戦権が生まれてくると思います。

 

最後に

 

ということで、いよいよキャンプが始まりました!超変革3年目、他球団に比べると固定できるメンバーが投打ともにまだまだ少ないですが、逆に伸び代はセ・リーグ1だと思っています!優勝争いをするためには、新戦力の台頭が不可欠なだけに、誰が出てきてくれるか今から楽しみですね!

紅白戦や練習試合等の結果を踏まえて適宜メンバー予想は更新していく予定ですので、またご覧ください!

 

皆さんはどのような予想でしょうか?ご意見・ご批判なんでも受け付けておりますのでお気軽にコメントください!

 

本日もご覧頂きありがとうございました!

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