阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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阪神タイガース 選手名鑑2018 投手編①

みなさん明けましておめでとうございます。年末は旅行やらなんやらでバタバタしており更新が滞っておりましたが、ブログ更新再開いたしますので、今年もご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

新年早々ですが、悲しいニュースが飛び込んできました。2003年阪神を優勝に導いてくれた闘将星野仙一さんが亡くなられたとのこと。チームの約1/3を入れ替え、長年続いた暗黒時代から脱却させてくれ、その後常に優勝争いを繰り広げられるチームへと激変したのは、正に星野氏の手腕があってこそだと思います。

70歳とまだまだ若い年齢で、本当に惜しい人を亡くしたと誰しもが思っていることでしょう。星野氏の阪神タイガースそして球界への貢献に感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

 

さて、昨年より予告していましたが、やはり1月中はニュースに乏しく、なかなかネタがないということもあるのですが、初めての試みでラ米の虎的選手名鑑を数回に分けてお届けしたいと思います!まずは投手編から背番号順に書いていきますが、まとまった段階でトップメニューの選手名鑑にてもお届けしたいと思います!

見方としては以下の通りです。

①投打 ②身長/体重 ③2018年満年齢 ④入団年 ⑤年数 ⑥経歴 ⑦2017年成績(Wはウエスタン) 

#13 榎田大樹

①左左 ②181cm/92kg ③32歳 ④2010年外1位 ⑤8年 ⑥小林西-福岡大-東京ガス ⑦3試合0勝0敗1H0S / 防御率: 1.42 / WHIP: 1.89 / KK/9: 8.53 / B/9: 2.84

通称エネゴリ、投げるモンモンモン。2010年に西武/大石の外れ一位としてドラフト指名。先発投手として期待されていたが、2011年当時はウィリアムス引退、久保田劣化とJFK体制が崩壊しており、セットアッパーとして開幕から起用され62試合登板、新人最多記録の33ホールドを記録しオールスターにも出場。翌年もセットアッパーとして活躍したが明らかに登板過多で肘を故障、西村と共に真弓体制の被害者となった

3年目は肘の故障を庇う為先発転向となり、序盤は巨人キラーとして名を馳せたが、援護点に恵まれないまま調子を落とし、バレンティンに日本新記録の56号とアジア新記録の57号を連続被弾したのは記憶に新しい。その後も怪我に悩まされ続け現在に至る。

2017年は二軍で先発・中継ぎ共に結果を出し、一軍でも登板数こそ少なかったもののそこそこのピッチング。左の中継ぎ・先発共に不安がある中、両方できる榎田は貴重な戦力。岩崎が先発復帰となれば、左腕の敗戦処理・ロングリリーフの座は空くので是非そこを狙ってほしい。

モンモンモンとのコラボ商品まで発売されたが、ゴリラはまだしも下半身丸出しの猿と、いくら似ているからとはいえ霊長類ばかりモチーフにされるのは、いくら客商売とはいえ本人・家族とも納得いっているのだろうか?

 

#14 能見篤史

①左左 ②180cm/72kg ③39歳 ④2004年自 ⑤14年 ⑥鳥取城北-大阪ガス ⑦23試合6勝6敗0H0S / 防御率: 3.72 / WHIP: 1.24 / KK/9: 8.35 / B/9: 2.81

虎の貴公子。今では珍しくなったワインドアップからキレのある直球とフォークで奪三振を奪う左の本格派投手。スタイル抜群の長身細身からのワインドアップは惚れ惚れするほど美しい。

2009年から先発投手として定着し、2011年には200イニング達成、2012年には奪三振王獲得、2014年は5試合連続二桁奪三振のセリーグ記録を樹立し、先発定着以降9年間で通算88と2010年台の阪神を支える屋台骨。

2004年ドラフトでは一場・野間口・那須野等狙っていた選手にことごとく逃げられ、ダルビッシュ・涌井と目玉の高校生がいたにも拘らず、大阪ガスとの関係なのか半ば繰り上げのような形で指名されて、当時はがっかりさせられたが、人生何があるかわかりません(笑)。まだ若かった自分に、一場・野間口・那須野は地雷、能見で正解といっても信じてもらえなかったでしょう

今でこそ2010年代阪神の左エースとして君臨しているが、若いときはいい球は投げるもののマウンドで明らかな不安そうな顔を見せ痛打を食らう場面が多く、ドラフト獲得経緯もあり余り期待していなかったが、よくもここまで成長してくれたものだと。一説によるとキャンプ中に間違えて用具入れに入りパラレルワールドの能見と入れ替わったとかなんとか。

流石に40近くなり6回/7回になるとあからさまに疲れが見えイニング数が稼げなくなってきたが、奪三振能力は未だ健在。できれば能見にはかつての下柳ポジションで6回まで全力で投げ、後は優秀な中継ぎに繋ぐくらいの感じで投げてほしいのだが、何せいまだ3番手(泣)。早いところ若い選手に台頭してもらい、能見をもう少し楽なポジションで投げさせてあげてください。藤浪・岩貞・横山・青柳あなたたちですよ!

 

#15 横山雄哉

①左左 ②183cm/83kg ③24歳 ④2014年外外1位 ⑤4年 ⑥山形中央-新日鐵住金鹿島 ⑦1試合1勝0敗0H0S / 防御率: 1.80 / WHIP: 1.60 / KK/9: 9.00 / B/9: 3.60

2014年有原、山崎康をクジで外し外れの外れ一位で獲得。それにしても日ハム・横浜とはドラフトのクジの愛称が悪い(中田・有原・清宮・松本・柿田・山崎康)。

特技は化粧水パンパン。外れの外れ一位ではあったものの、ドラフト後のU21日本代表戦で10イニング20奪三振と大活躍をみせ、即戦力もしくは二年目くらいからローテに入ることを大いに期待された。実際に一軍で登板をするとキレのよい直球とスライダーで相手打者を圧倒、特に巨人戦で好投することが多く、ポテンシャルの高さとともに、ポスト能見として首脳陣・ファンの期待がかかる。

だがしかし、この投手本当に怪我が多い。しかも登板過多とかではなく、一軍で好投し翌週の登板も予定されている中でよく分からない箇所や状況での怪我が多い。入団前は新人自主トレ中に左胸鎖関節炎、秋季キャンプで右足指骨折、2016年、2017年は一軍での好投後、次の登板が予定されている状況で練習中に肩の違和感で長期離脱。もはやファンの間では中365日と揶揄される始末。投球フォームが怪我がしやすいのか、ケアの仕方が悪いのか分からないが、メスを入れるほどの怪我には至っていないのが不幸中の幸い。

現在は投球も開始できているようで、L/菊池を参考にフォーム変更に挑戦中。当方はこの投手のポテンシャルをかなり買っているので、怪我をしにくいフォームとなりよい方向に行くことを切に願っています。左腕先発投手は能見・岩田ともに限界が近く、岩貞も不振、ルーキー高橋遥・新外国人の呂も一年目は厳しそうな状況下、横山にかかる期待は大きい。お肌のケアよりも肩のケアをがんばってください()

 

#17 岩貞祐太

①左左 ②183cm/84kg ③27歳 ④2013年外外1位 ⑤5年 ⑥必由館-横浜商科大 ⑦18試合5勝10敗0H0S / 防御率: 4.96 / WHIP: 1.40 / KK/9: 8.54 / B/9: 4.04

2013年大瀬良、柿田をクジで外し、日ハムとの競合の上外れの外れ一位で獲得。ドラフト前からなんとなく柿田は外れだと思っていたので、クジを外し岩貞の獲得となりほっとしたことを今でも覚えている。変なところで予感というものは当たるものであるが、是非清宮が当たる予感のようなものが神の啓示として降りてきてほしいものである。

阪神の背番号17は助っ人のムーアを除けば源五郎丸・猪俣・太田貴・山村・金村・杉山・伊藤和ともう地雷そのもの、日本人の背番号17の二桁勝利に限ってみると、なんと1946年の渡辺誠太郎氏まで遡るとのこと。まだGHQに占領されている時代ですよ。。。

そんな背番号17だが、2016年ようやく岩貞がそのジンクスを克服。入団1年目・2年目は阪神ドラフト1位あるあるで、キャンプの段階で怪我が発覚リハビリのパターンに陥ったものの、幸い両シーズンともそこそこ先発として登板し、2016年に大ブレーク。キレのある直球とチェンジアップを武器に三振を量産、夏場調子を落としたものの、9月/10月で5勝をマークし月間MVPも獲得、都合70年ぶりの背番号17/日本人二桁勝利を達成。シーズン後半で不調を乗り越え盛り返した為、2017年は更なる飛躍を期待していたが、筋トレのしすぎで直球のキレがだだ落ち、結局復調せず5勝止まり。ある意味金本筋トレ教の被害者です(泣)。

昨年の反省を踏まえ現在は前年の体重に戻し、直球のキレを取り戻すべく頑張っているようだが、調子のいいときは手をつけられない見事な投球を見せてくれるため、エースも狙える素材とラ米の虎は信じている。藤浪とともにそろそろメッセ・能見のポジションを奪ってもらう必要があり、今年は昨年の繰り返しとならないよう飛躍が期待される。

 

#18 馬場皐輔

①右右 ②180cm/90kg ③23歳 ④2017年外外1位 ⑤1年 ⑥仙台育英-仙台大 ⑦出場なし

握力90kg、鉄の爪の持ち主。2017年清宮・安田をクジで外し、ソフトバンクとの競合の上で外れの外れ一位で獲得。それにしても外れの外れ1位多すぎくありませんか()

最速155km/hのストレートと14種類の変化球が持ち味のパワーピッチャー。155km/h出たことはあるのかもしれないが、これは恐らくフロック、常時140km台後半といったところ。変化球も14種類と報道を賑わせているが、こんなに投げてる投手見たことがない(笑)、というかこれだけ投げないと抑えられないのかと逆に不安を駆り立てられる(汗)。本人談にもあるとおり基本的には変化球投手、タイプ的には若いころの安藤みたいな感じでしょうか。

四年秋の成績は37イニングを投げ、60奪三振、防御率0.49と正に圧倒的な成績。仙台六大学野球という地方マイナーリーグ出身で、近年ではD/佐藤、Bs/熊原、H/伊藤祐と全く活躍が目立たないため、評価に困るところだが、彼らと比較しても傑出した数字、同リーグ出身で一年目から活躍したE/岸をも大きく上回る成績を残しており、一年目からのローテ入りに大きく期待がかかる。

ラ米のトラ的には2017年ドラフトでは馬場までが成功ドラフトと見ていたので、左の強打者の補強は失敗したものの、まずまずの結果との評価。金本監督談だと若干球離れが早いとのことなので、下半身の使い方含めこの辺を修正できるかがローテ入りの分かれ目と見ている。インタビューを聞くと、のほほんとしているがなかなか頭の良さそうな投手で、ピンチの時の投球の切り替えや、投球の研究に余念がなく、実践向きな投手の印象。

外れの外れ一位ということもあり、18番は重過ぎないかと思ったが、17番程ではないものの藪以降活躍した投手がいない18を是非自分のものにしてほしい。間違えても、阪神ドラフト一位伝統のキャンプ入り怪我発覚→リハビリのパターンに嵌り、Googleで検索したら、阪神競馬場の方がヒット件数が多くならないように注意してもらいたい。

 

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