阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

阪神タイガース 2017年総括と補強ポイント 二遊間編

皆様いつもご覧頂ありがとうございます。オリンピック大好きさん、いつもコメントありがとうございます!

 

クライマックスシーズンは残念ながら1stシリーズ突破とならず、今シーズン日程が全て終了しました。

二試合目を決行し負けたことにより、もうすでに戦う前から雰囲気が違った感じでしたね。DeNAは雨で二試合流れれば自動的に敗戦となってしまったところをチャンスを得た形、阪神にしてみれば勝ち上がっていたところを試合をしなければならないという状況になり、精神面からして苦しい状況からの試合のスタートになってしまいました。

 

 

中でも物議を醸し出したのが坂本の先発起用。能見との相性も特によい訳でもなく(どちらかというと悪い)、終盤は怪我で一軍の試合に出ていなかったのですから、前回同カードで完投した岡崎とのバッテリーで臨むものかと思っていましたが、スタメンは坂本、結果が出ればよかったのですが、前述どおり阪神に不利な雰囲気で始まり、能見の調子も最悪、初回で試合が決まってしまった形でした。今日の能見であれば誰がリードしても同じだった気もしますが、コントロールのつかない内角に入るスライダーを連続した結果、悉く右打者に痛打され、坂本のリードにも問題はあったと思います。それよりも問題はこんな奇をてらった采配をした場合、失敗した際に精神的なダメージが大きく残ってしまうということ。岡崎と組んでいたならば能見の調子が最悪だっただけで終わっていたと思いますが、大事な短期決戦で物議を醸し出す采配をしてしまったことで、坂本にも批判が集まる結果となってしまいました。

特に捕手のリードは素人目にもわからない部分が多く、采配にけちをつけたくないのですが、結果的に矢野コーチの贔屓采配と揶揄されても仕方のない結果になってしまいました。坂本はネット上の批判も多くみてしまうでしょうが、この悔しさを忘れずにオフにトレーニングを積んで、来年ファンの掌をひっくり返してほしいと思います。がんばれ坂本!

 

短期決戦の戦い方はまだまだ選手起用含め課題が残る結果となりましたが、二年目で貯金17の二位という素晴らしい結果には変わりなく、チーム全体にもこのCSでの経験は大きな糧になったと思いますので、采配面含めチーム全体で来年の更なる飛躍を期待したいと思います。

 

本日は、捕手編に引き続き二遊間編です。

 

去年の同様の記事を書いた際は(2016年内)、鳥谷の処遇が二塁/三塁/遊撃ではっきりしておらず、昨年躍進した北條を優先的に起用することが予想されたことから構想としては以下の通りでした。

 

• レギュラー: 二塁/なし、遊撃/北條

• 一軍控え: 二塁/西岡・上本、遊撃/鳥谷・大和

• バックアップ: 二塁/荒木、遊撃/森越

• 育成: 二塁/糸原、(板山)、遊撃/植田

 

2017二遊間編

 

キャンプが始まりオープン戦までくると、三塁手候補のキャンベルが怪我で離脱、北條はキャンプからオープン戦にかけ結果を残しており、鳥谷が三塁コンバート、空いていた二塁の座は昨年苦汁をなめた上本が開幕スタメンの座をしとめました。開幕は6番遊撃/北條、7番三塁/鳥谷だったんですね。

 

その後北條の調子が上がらず、開幕一軍を果たした糸原が遊撃手でスタメンで出場機会を得て、暫くは左右の投手で北條・糸原の併用でした。それでも北條の調子が上がらず、糸原の怪我に伴い、スイッチヒッターに成功した大和が後半戦からがっちりと遊撃手の座を掴み、最後は3年目植田にもスタメンの機会が訪れました。二塁手は基本的に上本が務めましたが、怪我で離脱時や調子が落ちた際は大和・糸原・怪我から復活の西岡が代役を務めました。

ということで最終的には上本・大和の昨年苦渋をなめた中堅二人組みに軍配が上がった形となりました。

 

 

まず、上本ですが見事な活躍ぶりでした。管理人は上本のポテンシャルは可也買っており、粘り強い打撃、意外性のある長打力、広い守備範囲、ベースランニング・盗塁ともうまい走塁技術、と広陵時代は天才の名を欲しいがままにしていたウエポンですが、正に野球センスの申し子の本領を発揮してくれました。しかし課題としてはポカの多いドーナッツ型守備、疲労が溜まると打撃が崩れ、怪我も多く、一年間はもたないというのがこれまでの経歴であり、使う場合はこれを前提に使うべきであり常にバックアップ戦力が必要な天才打者です。

 

今年は開幕直後こそ守備の乱れが見られ、後半大和を守備固めに送られるなど安定感のない守備を見せていましたが、終わってみれば僅か5失策。決してチャレンジしない守備ではなく、かなり優秀な成績なのではないかと思います。打っても、歩いてまえ打線の申し子として、兎に角粘る、球数を投げさせる、出塁率も.366と1/2番タイプの打者ではC/田中に次ぐ成績。盗塁成功率も高く、失敗は僅か1、本塁打も9本とキャリアハイの成績を残し、理想の二番打者として大活躍してくれました。しかしながら、今年も短期間ではあったものの怪我で離脱、疲れの溜まる夏場の8月には打率.148と体力不足は今年も解決とはいきませんでした。しかし今年に限ってみれば、C/菊池、Ys/山田よりも優秀な成績を残しており、是非B9への選出をしてほしく思います。でも優勝補正で菊池かな(菊池なんて出塁率.311ですよ)。。。。兎に角、他の二塁手候補に比べると走行守の総合力では抜きん出ており(守備は大和の方がうまいが)、来年も疲労には気をつけ大事に使いながら、理想の二番打者を継続してほしいと思います。

 

大和は30歳からのスイッチ挑戦でファンをびっくりさせましたが、守備に関しては外野を守らせても内野を守らせても12球団屈指であり、打撃さえ改善すれば守備が重視される遊撃手において、いつでもレギュラーの筆頭候補でした。開幕から暫くは、若手選手の優先起用及び上本のお守りでなかなかスタメンでの出場機会が回ってきませんでしたが、北條の不調・糸原の怪我に伴い、7番スタメン出場が増えました。元々右打席での右投手への対応が悪かったのですが、スイッチ転向に伴い右打席で.287、左打席でも.276と両打席で結果を出しました。それにしても、一年でものにするなんてすごいセンスです。。。やはり大和も野球の申し子ですね。

 

守備面はもはやいうことはなく、パワプロ風に北條C、糸原C、森越Bだとすると大和はSです。北條は捕球、糸原は打球反応や守備範囲に課題があり、何度大和だったらなーと思ったことか。遊撃手は内野守備の要であり、打撃よりも守備を優先したいポジション。若手を起用したい気持ちは分かりますが、二塁/三塁が本職の糸原にいきなりやらせるには無理があり、ずっと遊撃手/大和を提唱していましたが、大和が遊撃に入ったことで守備でやらかす試合も減り、安定した試合運びになったのではないかと思います。

 

一方で、打撃に関しては大きく改善したものの、①長打が期待できない、②右ではプルヒッター、左では流し打ちで、打球方向はが基本的にレフト方向、③出塁率も.331と糸井・鳥谷・上本の1/2番タイプと比べると高くない、④盗塁がうまくない、⑤上本同様体力がない、と本来2番に置きたいタイプなのですが、2番に置くには心許ないという感じです。一方で、7番打者に置いた場合、鳥谷がお散歩した後チャンスが広がるという感じにはならず、鳥谷があれだけ出塁しても得点が57止まりとなってしまった原因であるとは思います。いずれにせよ、守備はスペシャルであり、打撃はスイッチ挑戦二年目まだ改善の余地があるでしょうから来期もレギュラー遊撃手の筆頭候補です。

 

 

そして、優先起用されていたものの遊撃手の座を奪われてしまった北條君。昨年はシーズン中盤に調子を落とすも、終盤にまた盛り返し、オフでの体力強化、キャンプ・オープン戦ともよい成績を残していたので、大型遊撃手の誕生を大いに期待していましたが、レギュラーの座を掴むとはいきませんでした。

打撃面は体を大きくしたことが原因なのかスイングが鈍ってしまい、特徴である逆方向へのいい当たりも鳴りを潜め、高山・原口同様二年目のジンクスに嵌ってしまいました。守備面は送球・守備範囲とも向上していると思うものの、課題は捕球。追いついているのに弾く、グラブに入らないというのを何度見たことか。

 

北條の魅力は大型遊撃手の可能性を秘めるスケールです。長打力を含めた打撃はまだまだ伸びると思いますし、大和に勝つためには、大和レベルとは行かなくとも確実な守備を身に着けること、そして打撃の向上です。足は速くなったとの報道もあったものの期待はできないでしょう。兎に角打撃で大和を圧倒するしかありません。

 

今年は大きくした体をうまく使いこなせたなかったのかもしれませんが、今オフにこの大きくなった体を使いこなせるようトレーニングを積んでほしいと思います。ドラゴンボールのセル対トランクス戦で、トランクスがパワーに頼った変身をしスピードが落ちたことで攻撃が当たらなくなり、「バ・・・バカな!!な、なぜあたらない・・・・!!」とトランクスが愕然としたシーンがありましたが、今年の北條はこんな感じだったんですかね(笑)。いずれにせよ、大和は一年間もつ体力は期待できないだけに、必ず出番はやってきますので、後輩の植田にその座を奪われないよう頑張ってほしいと思います。

 

 

ルーキーの糸原は打撃面では見事な活躍でした。直球に強いですねこの選手は。ドラフト指名時は走行守ともに特徴はないが、気持ちのある選手という評価でしたが、打撃は勝負強くパンチ力があり、選球眼もよく出塁率は高く(.362)、京田・源田の影に隠れていましたが、見事なルーキーイヤーだったと思います。

 

一方で、遊撃手を守らせるには守備範囲は広くなく、今後上達する可能性はあるのかもしれませんが、社会人卒の来年25歳、劇的な向上は難しいかと思います。

 

今シーズン見えなかったのが走塁能力。盗塁企画が僅か1と走れるのかどうか分かりませんでしたが、京田・源田のように積極的に盗塁させるだけの技術か走力がないのですかね。盗塁もできるということであれば、ポスト上本で二番/二塁は面白いと思いますので、誰か盗塁技術を伝授できるコーチを招聘してほしいですね。(ねえ、赤星さん・・・)。ただ、CSでも江越を代走を送られていたのでやっぱり盗塁は難しいのかな・・・

北條と同様に、上本は一年間もつ体力がないだけに必ず出場機会はやってくると思いますので、まずは控え二塁手の座を確実にすべく頑張ってほしいと思います。

 

 

そして、アキレス腱断裂からの復活を果たした西岡剛。今年は目に見える結果が出ませんでしたが、勝負は来年からでしょう。

徹底した体の作り直しで、ロッテ時代を髣髴させるほど体が絞れており、二塁手でスタメン出場し守備は問題なく、盗塁もできるほど回復しました。野球センスでいえば、走行守ともに上記4選手を凌ぐスーパースター、年齢は来年34歳となりますがまだまだ老け込む歳ではなく、二塁手だけではなく遊撃手のレギュラー争いのダークホースとして殴り込みをかけてほしいと思います。

 

仮に遊撃ができるということであれば、西岡・上本・糸井のスピードスターの上位打線を組むことができ、大いなる脅威になると思います。但し、殆どやったことのない外野をやらせるのはちゃんとキャンプとかで練習させてからにしてください。結構西岡の外野守備で試合落としましたよ。。。

チーム方針として若返りもあるでしょうから、チャンスは多くないかもしれませんが、控え選手でも代打の切り札でも出番は大いにあると思いますので、来年西岡剛の完全復活を心待ちにしています!

 

 

スタメン出場が殆どなかった控え選手に目を向けてみます。

 

まずは荒木。前半戦は一塁守備固め、代走、ピンチバンターとして渋い活躍で49試合の出場。後半戦は打線強化のために二軍落ちとなりましたが、盗塁も代走から4つ決め失敗0と足の戦力となるところを見せてくれました。

 

一方で、一軍では打席に立つ機会が少なかったので成績は参考になりませんが、二軍でも打率.226と昨年に比べると成績を落としています。守備面でも遊撃手は任せられず、二塁守備も特にうまくはないと、一軍控え野手としておくには心許ない選手です。

 

来年30歳を数えますが現状、二遊間の育成選手が植田のみと不足しているので、数少ない狙って盗塁をできる選手として、バックアップとしては貴重な戦力です。守備の向上はこれからは難しいかもしれませんが、打撃を最低限レベルまで磨くこと、小技をきっちりとこなせば、去年・今年のように出番はあると思うのでしっかりと準備してほしいと思います。

 

森越は北條不調→糸原怪我→大和のスタメン出場に伴い遊撃手の守備固めがいなくなった為、トコロテン的に後半戦一軍登録となりました。打撃面でも移籍後初安打を長打で放つなど、守備の人からの脱却が期待されましたが、その後はジリ貧、セールスポイントの守備でも結構やらかしてしまいました。

 

遊撃手をこなせる二遊間候補が、大和・北條・植田しかいないので、まだ残される可能性はあるかもしれませんが、植田が一軍経験し遊撃手も無難にこなすなど成長を見せていますので、二軍打撃成績も悪化している現状、ドラフト次第では厳しい状況かもしれません。

 

そして、去年の一軍デビューに引き続き、今年後半出場機会をもらった植田。プロ初安打・初盗塁を記録すると共に、遊撃手でのスタメンデビューも果たし、CSでも初長打を記録、遊撃の守備も大和には及ばないもののきっちりとこなし、順調な成長が見られます。

特徴は遊撃守備と共に超のつく俊足、最終戦の福留のライト前ヒットからの余裕の生還は驚愕しました。植田の足は間違えなく武器です。一方で、打撃面はスイッチヒッターとなり両打席で安打を記録しましたが、スイングも打球も弱くまだまだ課題は多いです。

然しながら、単打系の打者に育ったとしても、出塁率がよく盗塁ができれば、上位打線、特に二番に置きたくなる選手です。そう嘗ての赤星選手のように!植田には是非内野版赤星を目指してほしいと思います。イメージとしては昔広島カープにいた名スイッチヒッター/正田耕三氏のような感じですかね。正田の場合は二塁でしたが。

 

一軍二遊間はそれなりに候補がいるので来年も二軍からのスタートかもしれませんが、大和・上本は一年持たないと考えたほうがよく、北條・糸原も成長を見せるか分かりませんので、出番はあると思います。その場合森越が呼ばれるか植田が呼ばれるかは打撃の成長次第だと思いますので(森越よりすでに打撃はよいと思うも、課題取組途中であれば上に無理に上げて打席の機会を奪いたくない)、まずは今年掲げた目標の通り、二軍で3割近くをきっちり達成し、打撃面の成長をアピールした上で、一軍遊撃手争いに殴りこんでほしいと思います。

 

ということで、来年の構想は以下の通り。

 

• レギュラー: 二塁/上本、遊撃/大和

• 一軍控え: 二塁/糸原、遊撃/北條

• バックアップ: 二塁/西岡・荒木、遊撃/森越

• 育成: 二塁/不在・遊撃/植田

 

育成選手が植田しかいないところと、遊撃手のバックアップが不安ポイントですね。西岡が遊撃手をできるレベルまで回復すればよいのですが、遊撃手からは長く遠ざかっており、今から計算するのは厳しいでしょう。

 

 

ネット上の色々な意見を見ると、今年の北條の不調もあり、また糸原が遊撃手では守備が厳しいことが分かったため、二遊間の層が薄いのでドラフトで即戦力を獲得すべきとの声が多くあがっていますが、管理人としては選手の成長をもう少し我慢強く見守ろうよという意見です。

 

まず現レギュラー候補の上本・大和は普通のチームであればストロングポイントまでとは言わずも攻守ともにレギュラーとして十分過ぎる戦力、それに対し今年は結果は出なかったものの、まだまだ伸び代がありレギュラーの座を脅かさんとしている二塁/糸原と遊撃/北條という構成。特に北條は大型遊撃手として大きく育てようとしている中、そんなに簡単には育ちませんよ。パワプロじゃないんだから。それに遊撃手で大和より守備がうまく、糸原より勝負強く、北條よりポテンシャルがある選手で即戦力なんて簡単に取れません。まずは上本・大和で腰を据えながら、糸原・北條の成長を少なくとも来年一年は見守るべきだと思います。

 

一方で、即戦力ではなく育成枠での二遊間の選手の獲得は必須です。特にポスト上本でチャンスメーカーを任せられる選手。これまでの阪神の伝統的な育てやすいリードオフマンタイプの獲得(的場・上坂・赤星・沖原・藤本・赤松・大和・上本・柴田・甲斐・俊介・荒木・etc..)からの揺り戻しで、ここ数年大型選手の獲得(北條・高山・大山・江越・陽川・横田)が目立っていますが、実は若手リードオフマンタイプが枯渇しております(高山はリードオフマンタイプではない)。

 

25歳以下で見てみてると、植田・板山・糸原のみ。北條を盗塁は期待できない大型遊撃手に育てるという構想であれば、リードオフマンタイプ、すなわち、出塁率が高く、ケースバッティングができ、走塁力の高い(特に盗塁ができる)選手は二塁及び中堅or右翼で育てる必要あり。つまり、ポスト上本及びポスト糸井をドラフトで獲得する必要があります。

 

糸原・板山は一軍・二軍ともに盗塁企画を殆どしておらず、二人とも打撃面では成長の期待はあるものの、ポスト上本としては走塁面含めた総合力でまだまだといったところです。ということで、補強対象としては、即戦力としてではなく、ポスト上本を見据えた育成選手。プロスペクトの北條・糸原・植田のうち北條・糸原は遊撃手では守備が心許ないので、できれば遊撃手が欲しいところです。

 

育成選手はドラフトからの補強となりますが、今年の主なドラフト候補は以下の通り。

 

大社:山崎(国学院、二/L)、宮本(奈大、遊/L)、田中(日立、二/L)、熊谷(立大、遊/右)、藤岡(トヨタ、遊/L/24歳)、若林(JX-E、二/S/24歳)、知野(新潟ア、遊/R/19歳)、福田(NTT、遊/L/25歳)、久保(三菱日立、二/L/24歳)、等

 

高校:比嘉(盛付、遊/R)、西巻(仙育、遊/R)、園部(いわき、遊/R)、綱島(糸魚川、遊/L)、高松(滝二、遊/左)、等

 

リードオフマン系の選手は中位指名からでも一流選手になる選手も多く(阪神では和田・上本・大和・藤本・赤星、古くは和田・大野・北村・亀山等、他球団ではS/大引、M/鈴木大、SB/本多、F/中島、C/田中)、1位獲得選手やウェーバーとの兼ね合いにもなりますが、2-4位あたりで大学・高校から一名は指名してほしいと思います。

 

山崎・田中・宮本・藤岡あたりは、二遊間が補強対象の横浜・中日、大引の後釜が欲しいヤクルト、内野手が足りない西武・楽天あたりに二位で先に取られてしまうとは思いますが、残っていれば、夫々リードオフマンらしい選手ですので獲得してほしいところですね。

 

高校生は園部・比嘉はどちらかというと三塁手っぽいので、西巻・綱島・高松あたりを中位-下位で指名できればばっちりです。

 

社会人選手の若林・福田・久保あたりはもろに糸原と被ってしまうので、年齢構成的にも微妙なところですが、森越・荒木のバックアップ選手が来年30歳となり、実力的にも心許ないので、下位で残っていれば獲得して欲しいと思います。NTT/福田なんかは去年も注目していたので下位で残っていれば是非。新潟アルビレックスの知野選手なんかも面白いですね。

 

ということで、本日は二遊間編をお送りしました。

 

次回は一/三塁手編を考察したいと思います。

 

本日も、長文ご覧頂き有難うございました。

 

ご意見・ご批判何でも受け付けておりますので、気軽にコメントください!