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交流戦終了しﾘｰｸﾞ再開後の早速の天王山、広島と3ｹﾞｰﾑ差で望んだ大事な一戦、惜しい楽天戦の連敗から4日空いて、皆様待ちに待った試合だったのではないかと思います。
結果は13-3の惨敗中の惨敗、好調広島打線に文字通りこてんぱんにやられてしまいました。
細かいことをいうと、初回の田中の2ﾍﾞｰｽの追い方(福留はこの打球苦手ですね)、その後の菊池のﾊﾞﾝﾄ処理ﾐｽ、1点返した後の福留の三振(あれはﾎﾞｰﾙ)、高山の走塁ﾐｽ等、運がないというか、際に弱い場面もあり、決してｼﾞｮﾝｿﾝがよくなかっただけに、別の展開もありえたように思えます。
それにしても、ﾒｯｾはﾏﾂﾀﾞのﾏｳﾝﾄﾞ合いませんね。球が高すぎました。今後も広島戦は火曜～木曜に集中しており、うちﾏﾂﾀﾞが8戦、同じようなﾛｰﾃで回すことを考えても何かしら対策を立ててもらう必要があります。
一方で、広島打線で感じたことですが、各打者本当に振れていることは確かなのですが、逆方向へ確実に芯で捕らえて軽打するﾋｯﾄが目立ちます。逆に阪神打線は、福留・上本こそ広角に打っているものの、糸井・鳥谷・高山らへんは広角に打ってもよさそうなのに、引っ張った打球でのﾋｯﾄが殆ど。原口・中谷などはﾌﾟﾙﾋｯﾀｰなのでよいとして、ﾁｰﾑ全体としての打撃の戦術が大きく違うように思えます。広島は内角は引っ張り、外角は流すと逆らわないﾊﾞｯﾃｨﾝｸﾞをしている一方で、阪神打線の逆への打球は手であわせるだけのｺｰｽﾋｯﾄばかりで、各打者の状態というよりはﾁｰﾑの戦術に差を感じる次第です。
さて、どうしようものない敗戦をしてしまった我がﾀｲｶﾞｰｽですが、この敗戦はあまり気にする必要はないと珍しく強気な管理人の考えです。
① 13点取られたものの、失点はﾒｯｾと柳瀬のみ
ﾒｯｾは今日の調子ではどうしようもないでしょう。交流戦から調子がよくなかったので、このまま状態があがってこないようであれば大問題ですが、ﾍﾞﾃﾗﾝﾋﾟｯﾁｬｰでもあるので、今後もそれなりには試合を作ってもらえると思いますので、大して気にすること無し。今回はﾏﾂﾀﾞのﾏｳﾝﾄﾞが合わなかったということで整理しましょう。
5回に新婚の柳瀬が3被弾8失点ととんでもない炎上振りをみせました。ﾈｯﾄではこの8失点がなければわからなかったとの意見も出ていますが、ﾘｰｸﾞ戦再開したばかりの5回4点差で、桑原・高橋・岩崎を投入するわけにもいかず、あそこは柳瀬もしくは山本でよかったと思います。そもそも、4点差なら加藤など出てきていなかったでしょう。そして、打たれまくったものの交代させなかった首脳陣の判断も管理人は買います。阪神の強みは6枚の強固な中継ぎ陣、ここに疲れが見え始めると、後半戦が困難になってくるので、6回までﾒｯｾが投げていて2点差であれば球児あたりの投入はありだったと思いますが、4回で降りてしまったので残りの5回を無理させることはできず、これ以外の選択肢はなかったと思います。
いずれにせよ、0-1でも3-13でも負けは負け、二つ負け星がつけられる訳ではありません。柳瀬には酷でしたが、いずれも打ちごろのｽﾄﾚｰﾄとｽﾗｲﾀﾞｰしか投げられておらず、調子のよい広島打線は打ち損じをしてくれませんでした。新婚ほやほや、自由契約から二軍で結果を残し二度目の昇格とあり、がんばって欲しかったところですが、今の球の力では厳しそうですね。他球団からの移籍選手は2年目以降久保ｺｰﾁの魔改造で活躍するｹｰｽが多く、来年ももう一年だけﾁｬﾝｽをもらえる可能性もありますが、もう一度一からやり直すつもりでがんばって欲しいと思います。
山本は、特に目立った球はなかったものの、取り合えず2回無失点と好ｽﾀｰﾄ。敗戦処理の枠は一枚しかないので、今後も安定した投球をして欲しいと思います。先発経験もあるのでﾛﾝｸﾞﾘﾘｰﾌも十分にこなせるのではないかと思います。
兎に角、ﾒｯｾは心配ではありますが、ご自慢の中継ぎ陣が攻略された訳ではないので、この観点で気にする必要はないという管理人意見です。
② 打線の復調
ﾘｰｸﾞ再開前一番の一番の懸念が打線でした。特に糸井・福留・原口・中谷の中軸。その中でも特に6月最悪の状態の福留。一方で、今日の打撃を見ている限り、この4連休で各打者十分に休養が取れ状態が上がってきているのではないかと思います。福留の見逃し三振は絶対ﾎﾞｰﾙ。糸井も強い打球で2安打と懸念を払拭。原口も引っ張りでも逆方向でもよい打球が出始めておりこれから上がってくるのではないでしょうか。今日はめぐり合わせで3点しか取れませんでしたが、各打者が調子を戻してくれれば、十分に戦える戦力ではあります。一塁/左翼新外国人も検討継続して欲しいですが、ASまでに各打者の状況を見極めて欲しいと思います。
③ 雨
日曜日は雨予報のようですね。まだまだ打線見極め中の阪神と、交流戦最高勝率ﾀｲで波に乗っている広島であれば明らかに広島有利。更に先発予定はこれまた広島苦手の岩貞。ということで、日曜日は「逃げるは恥だが役に立つ」(ちょっと古いな・・・)ちゅうことで、中止で後回しにできると大きい。追加日程の頃には藤浪が最終形態になっているかもしれないし、広島も誰か不振になっているかもしれないし。そして、明日能見さんで一つどうにか拾えればこのｼﾘｰｽﾞは5分になります。仮に1点差で勝ち、得失点差ﾏｲﾅｽ9でｹﾞｰﾑ差変わらずの状況となれば、広島としてももやもやもんでしょう。何点差で負けようと勝とうと、負けは1つ、勝ちも1つ。明日はここのところ好調の薮田ですが、制球に難があり急に崩れる癖のある投手ですので、十分にﾁｬﾝｽはあると思います。
という訳でどうしようものない得点差の試合となったものの、状況的にはあまり悲観する状況ではないかと管理人は考えています。大事なことは兎に角明日一つもぎとること。そして、雨が降ってくれること(笑)。
それよりも管理人の懸念は、ASまでの中日戦でまたﾊﾞﾙﾃﾞｽおじさんと2回対戦する可能性があること(来週は確実)、また好調又吉とも2回対戦の可能性がある一方、広島戦はこの二枚が投げてこない可能性があることです。どんだけ阪神嫌いやねんって感じですね、
又吉さん日曜日投げてください(泣)・・・・
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