阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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阪神タイガース AクラスvsBクラス週間

皆様いつもご覧頂きありがとうございます。

 

 

 

案の定土曜日は雨でしたが、日曜日は藤浪の不思議ピッチングとチームの勢いと相性でどうにか勝ちを拾えましたね。

今永はそこまで悪くなかったものの、初回阪神がチャンスを逃し、その後先制された後に下位に向かう打線ですぐに同点にできたことはチームの勢いを感じますね。後は、後ろの投手の信頼感とチームの勢いの差が出た形でしょうか。9回の福留の勝ち越し打のところまでは雰囲気がありましたが、鳥谷敬遠後北條がダメ内野フライを上げてしまい、ここまでかと思ったところで糸原のダメ押しが出たところは、本当に勢いがあるんだろうなと思いました。去年までなら出てなかったでしょう。

但し、井納・今永とも完全に崩せたわけではなく、終盤うまく点を重ね勝利をもぎ取れただけに、現在の対DeNAの勝敗差(5勝1敗)程実力差があるようには思えません。来週も同じ相手先発投手にあたるだけに、気を抜かずにがんばってほしいと思います。

 

 

藤浪は初回以降も全然制球が定まらず、特に右打者の内角が全然でした。早打ち、策に乏しい横浜打線、そして筒香をうまく抑えられたのでよかったものの、球を見極められる広島や巨人相手ではまだまだ厳しそうです。今週は得意そして因縁の神宮/ヤクルトなので、どうにかきっかけを作ってほしく思います。それにしてもあの制球で勝ちを拾えてるのだから大したものというか変態的な状態ですね。WHIP1.55で防御率1.67ですよ。。今年は奪三振も少ないし(K/BB:0.60(笑)。秋山は10.33)。

 

雨がなければ谷間のクライン(登板予定日に二軍で炎上)と安定している能見だっただけに三試合やりたかったところですが、2勝をもぎ取ることができ、糸井・福留・上本の休養にもなり、シーズン終盤に得意の横浜戦を残せたので良しとしましょう。ただ、今の調子がシーズン終盤まで続く保証は全くなく、横浜には過去村田中心にシーズン終盤に引導を渡されるケースが多いだけに、今後まだまだ燻っている若手の躍進が不可欠となってきます。及第点は秋山・岩崎・中谷と梅野の守備くらいで藤浪・岩貞・横山・青柳・松田の投手陣、高山・原口・北條・梅野(打撃)、早くきっかけを掴んでください!!横山は焦らず早く怪我治して!

原口・高山の不調の穴は中谷が埋めてくれているものの、藤浪・岩貞の先発二枚、北條はやってもらわなければ困る選手で、代替を想定していない選手なので必ず調子を上げてもらわなければいけません。北條も次世代遊撃手を育てなければいけないので結果が出なくても優先的に使われていますが、うかうかしていると、結果を出した大和・糸原や二軍の植田とかにまくられますよ!守備でも攻撃でも現状の君より貢献できそうな選手は控えていますよ。

 

 

さて、今週からはタイトル通り、現状のAクラス(阪神・広島・巨人)とBクラス(横浜・ヤクルト・中日)の6連戦となります。対戦カードとしては週前半は阪神vs中日、広島vsDeNA、巨人vsヤクルト、週後半は阪神vsヤクルト、広島vs中日、巨人vsDeNAとなります。交流戦まで後二週間、それまでにある程度差を詰めておきたいことを考えると、現状Bクラスに甘んじている三球団は現状Aクラスチームに対し躍起になって挑んでくることでしょう。

 

 

それにしても、広島は阪神との直接対決以降、巨人、DeNA、中日、ヤクルト、巨人と5カード連続して阪神の後になります。どういう日程を組んでるんだか・・・。希望的観測としては、現状不安のある広島投手陣を現状投手陣のよい阪神の後にあたることで、各チーム打線が爆発してくれることなのですが、巨人戦はマイコラス・田口と巨人の2/3枚目に対し見事な爆発を見せ、更に岡田・九里の爆発組みが結果を残してしまうという逆現象になってしまいました。

では、各カードの先発予定を見てみたいと思います。

 

 

 

阪神

 

vs中日:秋山対鈴木、能見対バルデス、メッセンジャー対ジョーダン

vsヤクルト:岩貞対由規、藤浪対小川、榎田対星

 

先週の雨で能見が飛んでしまったこと、岩貞が炎上してしまったこと、谷間が一枠あることで、正直今週のローテはよく判りません。神宮が苦手なメッセは翌週巨人戦があることも鑑み、中5日で中日戦に充てるでしょう。藤浪は日曜日登板の影響で巨人戦には中5日間に合いませんが、日曜日にリリーフを使いたいこと、相手がエース小川なので土曜日、報道では能見が中9日で中日戦と出ていますので、登録抹消の必要性と谷間であることを考えると、金曜日岩貞、日曜日が二軍で好投を見せた榎田・島本・青柳・小野(ないかな)の誰かでしょう。谷間で使えることを確かめるためにも榎田に投げさせておきたいところです。

 

それにしても、中日はまたバルデスとジョーダンですか。。。しかもバルデス中4日で次の広島戦に充てることもせず、本来であれば週後半ローテのジョーダンを抹消し広島ではなく阪神に充てる徹底振り。初物・苦手・苦手と依然中日戦は厳しい戦いとなりそうですが、ホームでもあり、どうにか勝ち越しで。

 

ヤクルト戦は一戦目は相手が谷間ですが不調岩貞、二戦目はエース(藤浪?)対決、三戦目はこちらの谷間且つ苦手初物とこちらも厳しいですが、相性のよい岩貞・藤浪でどうにか試合を拾い、こちらも2勝1敗の勝ち越しを狙ってほしいと思います。ということで、目下ライバルチームも下位とあたるという事もあり、5分でもいいかと思いましたが、今週の目標は貯金2で頑張って欲しいと思います。ポイントはどこに福留の休養日を設けるかですね。原口・中谷の状態が良くなってきているので、エースメッセの投げる3日目が狙い目かもしれません。後は、北條の状態が上がらない場合は、遊撃大和も念頭に入れて欲しく思います。また、神宮一戦目の岩貞は梅野の打撃調子が下がってきていること、盗塁が山田だけなことも鑑み、梅野の休養日と岩貞の復調のきっかけとして捕手岡崎もしくは原口も検討して欲しく思います。

 

 

 

広島

 

vs DeNA:野村対濱口、大瀬良対平良、福井対ウィーランド

vs中日:岡田対小笠原、九里対又吉、中村佑対吉見

 

 

現状の広島打線は出来過ぎと思っていたものの、もうある意味実力でしょう。松山もいい状態で戻ってきたので、より選手層が厚くなった形です。濱口は阪神戦でいいピッチングを見せたものの、その後打ち込まれており、壁にぶつかっている形、平良は二匹目のどじょうがいるのかどうか。。野村は安定しているものの、ここで大瀬良、福井に復調のきっかけを与えてしまうと、ジョンソンが戻ってきた後に磐石となってしまい非常にややこしい。相手が全て右投手ということもあり、梶谷・筒香の爆発に期待したいところです。どうにかDeNA一勝してください(願!)。

中日戦は阪神戦に表ローテを当ててきたことで、この面子・・・・。バルデスあてろよ!小笠原は、前回登板は評価するには厳しい内容、又吉と今回相手が谷間となり日曜日に好投した吉見には期待したいものの、問題は終盤に強い逆転の広島と、リリーフ陣が脆弱で終盤に弱い中日のコンビネーション。ここまでも、いい試合は見せているものの、悉く終盤でひっくり返され未だ0勝。今回はホームゲームということも含め、頼むからプロのプライドにかけて1勝くらいしてください!間違えても現状の大野を投げさせないように。ということで希望的観測で広島の4勝2敗。

それにしても、広島にとっては金曜日はローテをいじることもなく、中継ぎも使わずに済み、恵みの雨となりましたね。

 

 

 

巨人

 

vs ヤクルト:菅野対ブキャナン、大竹対山中、内海(?)対石川

vs DeNA:マイコラス対井納、田口対今永、宮国(?)対クライン(?)

 

ここまで日程や雨に恵まれローテーションを4-5人で回せてきましたが、ついに6連戦の連続です。広島戦は頼みのマイコラス・田口が攻略され、中継ぎは火達磨状態、チーム状態は余りよくない状態です。6連戦のうち2試合は谷間、大竹も安定しておらず、ヤクルト戦は相手が表ローテということもあり、ヤクルトの2勝1敗を期待。満塁サヨナラホームランの勢いよく箱庭ドームに乗り込んで欲しいと思います。それにしても、巨人・日ハムとドームで渡辺主筆の観戦以降ホームランが出まくっており、なんかしてんじゃないのと疑わしくなります(笑)。

DeNA戦はこちらも相手は表ローテ。井納、今永ともに前回登板が悪くなかったのですが、相手はマイコラス・田口。三戦目はクラインか三嶋か熊原か判りませんが、巨人も谷間。横浜がホームということもあり、こちらも希望的観測でDeNAの2勝1敗を期待!!。もしかしたら畠の初登板がどこかであるかもしれませんね。いずれにせよ、交流戦からシーズン中盤にかけてFAの山口と陽が上がってくることが想定されます。また、ギャレット・クルーズ・片岡・澤村・田原・杉内とまだまだ上がり目は残されており、早いうちに叩いておきたいものです。

 

 

 

ということで、中日戦が広島戦のローテも鑑みるとポイントとなりそうな形ですが、広島・巨人との直接対決がないだけに、大型連敗だけは避け、謙虚に着実に白星を積み重ねつつ、金本監督の言うとおり今年の戦い方を交流戦までにしっかりと固めるとともに、若手選手が調子を上げてきて欲しいと思います。上本も無理をせずに、以前の調子で戻ってきてくれることを切に願います。まだシーズンも序盤の序盤、引き締まった戦いを期待します!

 

 

Aクラス/Bクラスといっても、DeNA、ヤクルト、中日とチーム力に大きく差はなく、特に各チーム主軸打者(De/筒香・ロペス・梶谷、Ys/バレンティン・山田・雄平、中日/ビシエド・ゲレーロ)が調子を上げてきている中、まだまだ厳しい戦いが続きますので、引き続き「挑む」の精神で試合に臨んで欲しいと思います!

 

 

 

 

本日も長文ごらん頂きありがとうございました!